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【アメリカの眼】「青木はエキサイティングな選手だが未知数」マリナーズ課題の外野手補強に不安と不満

躍動感あふれるプレーが売りの青木は魅力的な選手だ。しかし、外野陣が手薄でかつFA市場に強打の外野手が多かったことを考慮すると、マリナーズはもっと大物を狙うべきだったのではないか、という見方がアメリカ内ではある。

2016/01/21

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Getty Images

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青木のプレーを見るのは楽しいが……

“It’s a fun, slap-hitting, weird-route running, oddly effective gif generator playing left field. I want to love him so.”
「彼のプレーを見るのは楽しい。叩きつけるような打撃、野手をかわすような走塁、時にはコミカルな動きの守備。愛さずにはいられない」
 
『SBネーション』のマリナーズブログ『ルックアウト・ランディング』は、青木宣親の魅力を認めつつも、外野陣の層が薄いにもかかわらず大物FAの獲得に乗り出さなかったマリナーズのオフの動きに懸念を示している。
 
 記事では、まず青木の「魅せる」部分を紹介している。それが冒頭の箇所だ。攻走守全てに躍動感が溢れているという。
 
 それに次ぐ青木の魅力として安定性を挙げる。
 日本時代、レギュラー定着以降では2008年を除き3試合以上欠場のシーズンはなく、2012年にメジャーに移籍すると2年連続で151試合以上に出場している。
 
 加えて年俸はリーズナブルで、マリナーズとの1年契約は550万ドル(翌年は600万ドルのオプション)でしかない。近年外野手に人材を欠き内野手のコンバートでしのいでいたマリナーズには、良い補強のように思える。
 しかし、その青木もロイヤルズに所属の2014年からは故障が目立ち始めている。昨年は、死球による骨折で長期離脱を経験し、復帰後も再び死球禍に見舞われた。サイ・ヤング賞受賞のジェイク・アリエタの速球を頭部に受けたのだ。その後は54打数で.200/.259/.340と精彩を欠き、閉幕を待たずに治療に専念することになった。
 
 シーズン終盤を欠場した青木に対して、脳震盪の後遺症がいまだ不安視されている。医学がこれだけ進歩した現代においても、脳へのダメージについては、まだわからないことが多いからだ。記事内でも、「青木が2016年にどれだけやれるかは未知数だ」としている。

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shiro