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大谷翔平の二刀流は本塁打量産に勝る? 米メディアがMVP争う二人を比較「ジャッジはこの世のものとは思えないが、大谷は二次元の存在だ」【海外の反応】

2022/09/20

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大谷翔平最新情報

 米メディア『バリースポーツ』が、2022シーズンのア・リーグMVPを争う二人を比較し、ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が本塁打を量産しても、二刀流として活躍するロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手の方が勝るとの見解を示した。

 

 
 ジャッジは18日(日本時間19日)、敵地ミルウォーキー・ブルワーズ戦で「1番・中堅」として先発出場を果たし、1試合2発となる58号&59号本塁打を放った。ロジャー・マリス氏が持つア・リーグのシーズン最多本塁打記録(61本)まで残り2本に迫っており、記録更新は時間の問題となっている。
 

 
 それだけでなく、打率はア・リーグ1位のルイス・アラエス(ミネソタ・ツインズ)に近づいており、メジャー10年ぶりの三冠王も視野に入ってきた。一方で大谷は本塁打ランキング4位の34本塁打を放ちながら、投手としては13勝を飾るなど、二刀流として類稀な才能を発揮している。
 
 昨季は大谷が満場一致でア・リーグMVPを受賞したが、今季は投票者を悩ます難しい状況だ。同メディアはMVPを争う二人について「ジャッジはこの世のものとは思えないが、大谷は二次元の存在だ」と比較している。
 
 大谷に関しては「彼はジャッジほど本塁打を打っていないが、ジャッジとヒューストン・アストロズのヨルダン・アルバレス以外、誰も大谷より明らかに良いシーズンを打席で過ごしている選手はいない。大谷はリーグ3位の打者としてレギュラーシーズンを終え、リーグ3位の投手(またはそれ以上)として終えるチャンスがあるのだ」と評価。
 
 続けて「大谷がホセ・ラミレスと同等の打者であり、かつゲリット・コールよりも優れた投手であることを考えると、今季は投票者にとって簡単なことではないだろう」と報じ、頭を悩ますア・リーグMVPの投票者に同情している。