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大谷翔平、移籍先の最有力候補はメッツ? 米メディアが考える3つの理由「獲得に必要な全ての条件を満たしている」【海外の反応】

2022/08/25

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大谷翔平最新情報

 米メディア『ライジングアップル』が、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手について分析し、同選手の移籍先としてニューヨーク・メッツが最適だという見解を示した。3つの理由と共に報じている。

 

 
 エンゼルスのオーナーを務めるアルテ・モレノ氏が同球団の売却を検討していると発表したことで、再び大谷のトレードに関する議論が白熱している。現行の契約のままだと2023年オフにはフリーエージェントになるため、これからの1年は益々大谷の周囲が慌ただしくなりそうだ。
 

 
 大谷の移籍先候補としてはロサンゼルス・ドジャースやテキサス・レンジャーズ、ニューヨーク・ヤンキースなどの名前が浮上しているが、同メディアはメッツを最有力候補として推している。その理由は3つあるようだ。
 
 一つ目は、メッツが選手の獲得にお金をかけても良いと考えていること。メッツは2021年12月にマックス・シャーザー投手と3年総額1億3000万ドル(約148億円)の契約を結んだ。フランシスコ・リンドーア内野手を引き留めるために10年総額3億4100万ドル(約455億円)で契約延長したこともある。資金力のあるメッツにとって、大谷を獲得するために巨額の資金を費やすことも厭わないかもしれない。
 
 二つ目は、現在メッツのGMを務めているビリー・エップラー氏がエンゼルスとコネクションを持っていること。エップラー氏は2015年から2020年までエンゼルスのGMを務めた経験があり、大谷の獲得を成功させた交渉責任者でもある。
 
 そして、三つ目は大谷のトレード候補として差し出せるほどの若手有望株が揃っていること。フランシスコ・アルバレス、ブレット・ベイティ、ケビン・パラダといった選手たちは良い交渉材料になる可能性がある。
 
 同メディアは「争奪戦はあるだろうが、多くのチームは大谷を1シーズン以上引き留めるために必要な費用を出せないだろうから、最終的に候補には挙がらない。今オフ、メッツはこのスーパースターを獲得するために必要な全ての項目をチェックするようだ。獲得に必要な全ての条件も満たしているように思う」との見解を示し、メッツを大谷の移籍先の最有力候補としている。