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「ぐっと流れが変わる」真中満氏が感じる交流戦の重要性。最下位ヤクルトは「いい状態になるまで粘るしか」

2025/05/30

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【写真:編集部】



真中満

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 元東京ヤクルトスワローズ監督の真中満氏が、『BASEBALL TIME 2025 -名将たちの交流戦』にゲスト出演した。番組内では監督時代のエピソードや、交流戦の戦い方について語った。編集部は真中氏にインタビューを実施し、交流戦の見どころや采配面についてお聞きした。

(左から)中川絵美里、杉谷拳士、中嶋聡、真中満
 
 交流戦で、注目したいのがDH(指名打者)制度にかかわる采配だ。DH制度のないセ・リーグの指揮官は、交流戦の采配でどのような工夫を凝らしているのだろうか。
 
 元ヤクルト監督の真中氏は「パ・リーグと対戦するときはDHがあるので、誰をDHに入れて、誰を守らせるのかというのは、セ・リーグの監督が考える部分かなと思います」と、交流戦の采配について自身の見解を述べた。
 

 
 実際には難しい側面もある。「18試合しかないから、適材適所かどうかは分からない。守らないと打てないのか、DHだと打ちづらいのかとか、その間に判断するのは難しい」と実情を明かす。個人の能力やDHとの相性よりも、チームの考えが優先されることが多かったと言う。
 

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