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【きょうの甲子園・第15日】いよいよ準決勝! 金足農VS日大三 済美VS大阪桐蔭、決勝に駒を進めるのは?

2018/08/20

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 第100回全国高校野球選手権記念大会は20日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で準決勝2試合が行われる。

 
■第1試合(10時00分):金足農(秋田)-日大三(西東京)
 
 準々決勝を劇的な逆転で勝ち上がってきた両チームが相まみえる。
 
 金足農はエース・吉田輝星のコンディションが心配される。これまで4試合すべてを完投し、球数は600球を超えた。地方大会も合わせると1カ月余りで1000球超はさすがに体力の限界か。股関節を痛めていたという情報もあり、中泉一豊監督の起用が注目される。打線は吉田が3番に入るが、手堅い野球を信条とする一方、準々決勝・近江(滋賀)戦では2ランスクイズを決めた。多彩な攻撃を仕掛けられるのは強みだろう。今度はどんな手を隠し持っているのか、彼らの攻め方に注目したい。
 
 日大三は複数の投手で勝負するが、大会終盤にどういう起用するかは難しくなっている。全試合で救援している河村唯人が軸になるが、早いイニングでの起用は避けたいはずだ。廣澤優、井上広輝ら2年生らがどこまで踏ん張るか。打線は準々決勝・下関国際(山口)戦で7回途中まで無安打と苦しんだ。この経験がどう生きてくるか。3番の日置航が鍵となるが、後ろを打つ大塚晃平の復調が待たれる。
 
■第2試合(12時30分):済美(愛媛)-大阪桐蔭(北大阪)
 
 接戦を勝ち上がってきた済美が強豪・大阪桐蔭を相手にどこまで食い下がるか。
 
 済美は準々決勝戦でエース・山口直哉の先発を回避し、池内優一が代役を務めた。エースの疲労軽減はもちろん、2枚で戦える準備が整ったのは大きい。大阪桐蔭打線に山口1人では厳しいだろう。2人の継投で競り勝ちたい。打線は1番の矢野功一郎が好調で2番の中井雄也といいチャンスメークができている。少ないチャンスをどう生かしていくか。
 
 大阪桐蔭は分厚い投手陣が強みだ。根尾昂、横川凱と複数の先発候補がいるのは大きい。柿木蓮が獅子奮迅の活躍を見せているが、いつかは先発復帰させるだろう。いかにエース以外で勝ち切るか。済美打線はそう甘くない。1、2番がポイントだ。打線は4番の藤原恭大が準々決勝で2本塁打を放った。エンジン全開でいけそうだ。根尾のスイングがやや崩れてきているだけに、打線全体でカバーしたい。打撃戦に持ち込む方が勝機は高まるはずだ。
 
 
氏原英明