山梨の怪物、三振ゼロの5割打者! 大会7日目に登場予定の注目選手は?【夏の甲子園2025】
2025/08/12 NEW
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高校野球 夏の甲子園 最新情報
第107回全国高等学校野球選手権大会が開幕し、地方大会を勝ち抜いた全49代表校が全国の頂点を目指して激突する。本日の大会7日目は3試合が予定されている。ここでは、大会7日目の注目選手を紹介する。
菰田陽生(山梨学院)
山梨学院の菰田陽生(2年)は、身長190cmを超えの二刀流として注目されている。
今春の選抜2回戦の西日本短大付(福岡)戦では5回から登板し、最速152キロをマーク。打っては4打数1安打2打点と、ポテンシャルの高さを見せた。
2年生ながらも背番号「1」を付ける”山梨の怪物”は、今夏の甲子園でいかなる活躍を見せるのか。菰田を擁する山梨学院は、第1試合で選抜ベスト8の聖光学院(福島)と対戦する。
大嶋哲平(聖光学院)
4年連続の夏出場となった聖光学院(福島)で注目なのが、サイドスロー左腕の大嶋哲平(3年)だ。
今春の選抜では背番号「1」を付け、初戦の常葉大菊川(静岡)戦では延長10回を投げて2失点(自責点0)と好投。2回戦の早稲田実(西東京)との試合でも9回4失点(自責点2)完投の投球で、チームのベスト8入りに大きく貢献した。
しかし、準々決勝の浦和実(埼玉)戦では7回から登板するも、延長タイブレークの10回に一挙8失点(自責点5)。悔しいマウンドも経験している。
迎えた今夏の福島大会でもエースナンバーを付けると、準々決勝の日大東北戦で2失点完投、決勝の会津北嶺との試合でも3失点完投。25回2/3を投げて与四死球4という制球力を武器に、チームを甲子園出場へと導いた。
今夏の甲子園でも、抜群の制球力で相手打線を翻弄できるだろうか。聖光学院は第1試合で、山梨学院(山梨)と激突する。
竹内啓汰(聖光学院)
聖光学院(福島)の竹内啓汰は、今春の選抜でも4番に座った好打者だ。
選抜では全3試合に出場し、打率.308(13打数4安打)、3打点をマークし、三振数は0だった。
今夏の福島大会では、全5試合で「4番・中堅」でスタメン出場。打率.500(20打数10安打)、6打点の活躍を見せた。また、全5試合に出場しながら三振数0と、コンタクト能力の高さも際立つ。
主軸として、チームを上位進出に導く打撃に期待したい。
【了】