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夏の甲子園に出場する49代表校が決定!昨夏覇者の京都国際、センバツ優勝の横浜、県内45連勝中の神村学園などが名を連ねる

2025/07/29 NEW

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【写真:Getty Images】



阪神甲子園球場

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 第107回全国高校野球選手権大会の地方大会が29日に終了し、49代表校すべてが出揃った。昨夏の甲子園で優勝した京都国際(京都)、今春の選抜を制した横浜(神奈川)などの強豪をはじめ、未来富山(富山)や綾羽(滋賀)などの初出場校も5校名を連ねた。

 
 まず注目したいのは、春夏連覇のかかる横浜(神奈川)だ。昨秋の新チーム以降は常に安定した強さを見せ、今春の選抜甲子園で優勝。春の関東大会準決勝で専大松戸に敗れるまでは公式戦27連勝を誇った。投打で存在感を見せる奥村頼人をはじめ、池田聖摩、小野舜友といった2年生の好打者も揃う。
 
 今夏の京都大会をノーシードながらも制した京都国際(京都)は、夏連覇がかかる。エース左腕・西村一毅は昨夏の甲子園で2完封を記録するなど、経験値がある。打撃陣は長谷川颯、清水詩太といった昨夏の甲子園経験者が牽引していきたいところだ。
 

 
 2年連続で夏の甲子園4強入りしている神村学園(鹿児島)も、順当に鹿児島大会を制した。県内では公式戦45連勝を記録するなど、圧倒的な強さを誇っている。今岡拓夢、入耒田華月といった好打者が揃っており、今年こそ夏の頂点に輝けるか注目だ。
 
 初出場を決めたのは、未来富山(富山)、綾羽(滋賀)、叡明(埼玉)、聖隷クリストファー(静岡)、豊橋中央(愛知)の5校だ。未来富山のエース・江藤蓮、豊橋中央の捕手・松井蓮太朗は今大会注目したい選手だ。
 
 8月1日に開幕試合の対戦カードが決まり、3日には組み合わせ抽選会が行われる。第107回全国高校野球選手権大会は、8月5日に開幕する。

 

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