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帝京、14年ぶり夏の甲子園出場ならず…岩倉が4強入りを決める!【夏の高校野球2025】

2025/07/23 NEW

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【写真:Getty Images】



阪神甲子園球場

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 第107回全国高校野球選手権東東京大会では準々決勝が行われ、神宮球場での第1試合では帝京と岩倉が対戦。ベスト4入りをかけた同試合は、岩倉が6-2で帝京に勝利。昨夏の東東京大会決勝で敗れた帝京は、14年ぶり夏の甲子園出場を逃した。

 
 帝京は黒木大地、岩倉は上原慶大の両右腕が先発。試合は、序盤から岩倉が主導権を握った。
 
 岩倉は2回、2死二塁の場面を迎える。ここで9番・河村柊希がレフトスタンドに飛び込む2点本塁打を放って先制する。
 

 
 続く3回にも2死一、二塁のチャンスを作ると、7番・高橋歩夢のタイムリーヒットで3点目を挙げた。
 
 反撃に出たい帝京は6回、無死満塁という絶好のチャンスを迎えると、7番・池田大和の犠飛で1点を返す。
 
 しかし、直後の7回に岩倉は1死二塁の好機を作ると、4番・内田航友のタイムリーヒットで4点目。続く5番・岩﨑佑志にも適時二塁打が飛び出し、リードを広げた。
 
 8回には、9番・河村がこの日2本目となる本塁打を放って1点を追加。リードを5点に広げ、帝京を突き放した。
 
 帝京は9回に1点を返すも、反撃はここまで。岩倉が6-2で帝京を破り、ベスト4進出を決めた。

 

 
【了】



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