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旭川志峯が3年ぶり11回目の夏切符! 現校名では初の甲子園出場【夏の高校野球2025】

2025/07/22 NEW

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【写真:Getty Images】



阪神甲子園球場

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 第107回全国高校野球選手権北北海道大会では22日、エスコンフィールドHOKKAIDOにて決勝が行われ、白樺学園と旭川志峯が対戦。今夏の甲子園出場をかけた同試合は、旭川志峯が4-3で白樺学園を破り、3年ぶり11回目の夏の甲子園出場を決めた。

 
 白樺学園は左腕・神谷春空、旭川志峯は右腕・河合悠希の両エースが先発。試合は序盤から点の取り合いとなった。
 
 旭川志峯は2回、6番・村田敏泰が四球で出塁するなどして、1死二塁のチャンスを作る。ここで8番・合田湧翔が左翼へタイムリーヒットを放ち、1点を先制する。
 

 
 それでも、3回に白樺学園も1死二、三塁の好機を迎えると、5番・大西遥斗の適時打で同点。続く6番・辻真叶がスクイズを決め、勝ち越しに成功した。
 
 しかし、その裏に旭川志峯は1死一、二塁の場面を作ると、5番・石田健心が2点タイムリースリーベースを放ち、再び勝ち越した。
 
 さらに旭川志峯は4回、1死二塁のチャンスで1番・熊野瑠威が適時三塁打を放って1点を追加した。
 
 追いつきたい白樺学園は9回に1点を返すも、反撃はここまで。
 
 旭川志峯の先発・河合は13安打を浴びながらも、踏ん張りの投球で見事に完投。旭川志峯が4-3で勝利し、3年ぶり11回目の夏切符を得るとともに、現校名で初の甲子園出場を決めた。

 

 
【了】



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