甲子園とは無縁でも…ドラフト上位指名を受けた天才野手6人。高卒プロ入りした現役選手たち
2025/08/02
産経新聞社
坂倉将吾
投打:右投左打
身長/体重:177cm/91kg
生年月日:1998年5月29日
経歴:日大三高
ドラフト:2016年ドラフト4位
日大三高時代から強打の捕手として存在感を示したのが、広島東洋カープで正捕手を務める坂倉将吾だ。
日大三高では1年時秋から4番打者としてレギュラーに定着、2年時の秋から正捕手になった。
高校通算25本塁打を記録したが、最後まで甲子園の土を踏めなかった。
その後、2016年ドラフト会議で、広島東洋カープから4巡目指名を受け入団。高卒1年目に一軍デビューし初ヒットを飾ったものの、その後もファームで力を付ける期間が続いた。
そんな中、プロ4年目となる2020年に81試合出場と数字を伸ばすと、2021年には捕手兼一塁手としてレギュラーを獲得。同年は132試合の出場で打率.315、12本塁打、68打点と大きく飛躍。
翌年は三塁手へのコンバートもあり全143試合に出場、その後も広島打線の核として欠かせない存在になった。
再び正捕手として迎えた今季、骨折の影響で開幕には出遅れたが、戦列復帰後は正捕手として攻守でチームを牽引している。