甲子園とは無縁でも…ドラフト上位指名を受けた天才野手6人。高卒プロ入りした現役選手たち
2025/08/02
産経新聞社
紅林弘太郎
投打:右投右打
身長/体重:187cm/94kg
生年月日:2002年2月7日
経歴:駿河総合高
ドラフト:2019年ドラフト2位
オリックス・バファローズのレギュラーとして、欠かせない存在となった紅林弘太郎。高校3年間、甲子園には出場できなかった1人である。
紅林は、駿河総合高(静岡)で1年夏に遊撃のレギュラーを確保。3年春にはU-18日本代表候補の合宿に参加し、奥川恭伸(現:ヤクルト)からヒットを放ち、注目されていた。
だが、高校最後の夏は静岡県大会の決勝戦で敗れ、甲子園出場とはならず。それでも、大型ショートとして高く評価され、ドラフト2位でオリックスに入団した。
高卒1年目から、早くも一軍を経験。すると、翌2020年には遊撃のレギュラーに定着。同年は136試合に出場して打率.228ながらも10本塁打、48打点をマークした。
2023年は127試合の出場で、自己最高の打率.275をマーク。阪神タイガースとの日本シリーズ第6戦では、勝利に貢献するホームランも放った。
昨季は数字を落とし、今季も打率は2割5分を下回っているが、パンチ力が魅力の23歳。これから長きに渡ってオリックスのショートを守り抜くだろう。