甲子園とは無縁でも…ドラフト上位指名を受けた天才投手6人。高卒プロ入りした現役選手たち
2025/08/01 NEW
Getty Images、産経新聞社
山下舜平大
投打:右投右打
身長/体重:190cm/100kg
生年月日:2002年7月16日
経歴:福岡大大濠高
ドラフト:2020年ドラフト1位
今季は苦しみ続けている山下舜平大だが、高い潜在能力を有しており、高校時代から注目され続ける選手だ。
山下は福岡大大濠高(福岡)で、2年夏からはエースの座を獲得。長身から投げ下ろすストレートとカーブの2種類で打者を圧倒したことから、将来を嘱望される選手になった。
しかし、3年時は新型コロナウイルスが流行したため、春の選抜大会に加えて夏の甲子園も中止に。最後の夏は甲子園への挑戦権すら与えられなかった。
それでも、ポテンシャルの高さを評価された山下は、オリックス・バファローズにドラフト1位で入団した。
プロ入り後の2年間はファームで経験を積んだ山下。そんな中、高卒3年目の昨季に大きく飛躍。
2023年は開幕投手に大抜擢されると、同年のオールスターゲームにも選出され、敢闘賞を受賞。後半戦は腰椎分離症を発症するなど勝ち星は伸ばせなかったが、同年は16試合の登板で9勝3敗、防御率1.61の成績で新人王を受賞した。
しかし、昨季は14試合の登板でわずか3勝。今季は腰の故障で一軍登板はないが、7月からファームで登板し始めている。