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悔しいドラフト指名漏れを経て…2024年、プロ注目選手5人の進路は?【高校生・投手編】

2024/02/09

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産経新聞社



東恩納蒼(沖縄尚学)

東恩納蒼(沖縄尚学)

 
 抜群の制球力を誇る最速147キロ右腕。昨夏は沖縄大会から47回3分の1連続無失点の快投を続け、沖縄尚学を春夏連続となる甲子園8強入りに導いた。U18日本代表でも活躍した、世代屈指の好投手だ。
 
 一時は大学進学の意向を示していたが、一転してプロ志望届を提出。指名はなかったものの、4年後のプロ入りを目指し強豪の中央大で実力を磨く。
 

 
 高校時代は2年秋からエースナンバーを背負い、3年春のセンバツでは2試合連続で完投勝利を挙げるなど躍動した。昨夏は沖縄大会で31回3分の1無失点と圧巻の成績を残すと、甲子園の初戦でも完封勝利をやってのけ、「ミスターゼロ」と称された。
 
 また、U18W杯でもプエルトリコ戦で参考記録ながら5回完全試合を達成するなど計11回を無失点に抑え、世界一に貢献。投手としての総合力は申し分ない。
 
 中大は昨秋のドラフトで読売ジャイアンツから1位指名を受けた西舘勇陽ら好投手を次々と輩出している。偉大な先輩たちに続くことができるか、注目だ。

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