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”聖地”で輝いた…春のセンバツ甲子園2023、大会ベストナインを独自選出!|第95回記念選抜高校野球大会

2023/04/01

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産経新聞社



高校野球 春の甲子園 最新情報

 第95回選抜高等学校野球大会は2023年(令和5年)3月18日に開幕し、4月1日に山梨学院高等学校の初優勝で幕を下ろした。36校の代表校が出場し、春・王者をかけて熱戦を繰り広げた今年の春のセンバツ。全力プレーを尽くした選手たちのうち、特に輝いた選手たちを本サイト独自のベストナイン形式で紹介していく。

 

 

右投手部門

林謙五(山梨学院)

大会成績:6登板(6先発)6勝0敗0セーブ、投球回51回2/3、防御率1.57、奪三振30、与四死球6、WHIP0.83
 
 右投手では、山梨学院高校の林謙五投手を選出した。初戦から決勝戦まですべての試合で勝利投手となり、同校初の優勝の立役者となった。
 
 初戦の東北高校戦、2戦目の氷見高校戦は続けて9回1失点完投。3試合目の光高校戦も8回途中まで1失点と好投した。
 
 準々決勝の作新学院高校戦も8回3失点、準決勝の広陵高校戦では9回142球の熱投で完投勝利を挙げた。
 
 決勝戦も先発マウンドに立った林は、9回を投げきり3失点完投勝利。高校野球史に残る熱投の数々となった。

 

 

左投手部門

前田悠伍(大阪桐蔭)

大会成績:4登板(2先発)2勝1敗0セーブ、投球回21回2/3、防御率1.25、奪三振28、与四死球3、WHIP0.97
 
 左投手としては大阪桐蔭高校の前田悠伍投手を選出した。今大会では、敦賀気比高校戦に134球1失点完投勝利。14奪三振と圧巻だった。
 
 さらに準々決勝の東海大菅生高校戦にも先発。この試合も134球で1失点しながら完投勝利して準決勝進出に大きく貢献。
 
 最後は準決勝の報徳学園高校戦でリリーフ登板して力尽きたが、今大会での存在感は随一だった前田。
 
 投球回を大きく上回る三振を奪い、高校ナンバーワン左腕の座をより強固なものにする大会となった。

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