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【結果速報】東京ガスが大熱戦制し初優勝! 22度目の出場で悲願達成、Honda熊本は驚異の粘りも一歩及ばず|第92回都市対抗野球大会

2021/12/09

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<第92回都市対抗野球大会 決勝戦 ●Honda熊本 5-6 東京ガス○>(9日、東京ドーム)
 

 
 第92回都市対抗野球大会が9日、東京ドームで大会12日目を迎え、Honda熊本VS東京ガスの決勝戦を開催。東京ガスが6-5で大熱戦を制し、悲願の初優勝を飾った。
 
 東京ガスは経験豊富な右腕・臼井浩、Honda熊本は左腕・横川楓薫が先発。試合は初回から動きを見せた。初回の守備を三者凡退で終えた東京ガスはその裏、制球に苦しむ横川の立ち上がりに対して2死満塁とし、6番・笹川晃平の押し出し死球で先制。続く相馬優人はライトへ2点タイムリーを放ち、いきなりの3得点で横川をKOした。
 
 東京ガスの先発・臼井は大舞台でも抜群の安定感を発揮。すると打線は4回、抑え込まれていたHonda熊本の2番手・福田大輔から小技も絡めて1死二、三塁のチャンスを作り、1番・石川裕也の2点タイムリーで突き放した。
 
 一方のHonda熊本は中盤6回、1死から2番・中島準矢がライトスタンドへのソロ本塁打。反撃の狼煙を上げたが、直後に東京ガスの6番・笹川がバックスクリーン左へ飛び込む一発を放ち、再びリードを5点差に広げた。
 
 苦しい展開を強いられたHonda熊本だったが8回、この回からマウンドに上がった東京ガスの2番手・三宮舜(明治安田生命からの補強選手)に対し、先頭の9番・和田裕生が初球を振り抜き、レフトスタンドへのソロ本塁打。4点差に迫り、最終回の攻防に入った。
 
 9回、東京ガスは優勝をかけたマウンドに宮谷陽介を投入。後がないHonda熊本は2死一、二塁のチャンスを作り、途中出場の8番・丸山竜治が打った瞬間の3ラン本塁打。土壇場で1点差に。その後も得点圏に走者を進めたが、あと一歩及ばず。東京ガスが22度目の出場で初めて都市対抗の頂点に立った。
 
【都市対抗野球2021】組み合わせトーナメント表(勝ち上がり表)