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【夏の甲子園2021】首位打者は決勝固め打ちの大仲勝海。最優秀防御率は…投打の大会タイトル選手を選出|第103回全国高校野球選手権大会

2021/08/29

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最優秀防御率(20イニング以上)

中西聖輝(智弁和歌山) 23.2投球回 防御率0.38
 
 20イニング以上を投げた投手を対象とすると、最も優れた防御率をマークしたのは、智弁和歌山(和歌山)のエース・中西聖輝。自責点はわずかに1と抜群の安定感でチームを優勝へと導いた。中西に次ぐのは、盛岡大付(岩手)の渡辺翔真が2試合連続完封をマークするなど、防御率0.73をマーク。準優勝・智弁学園(奈良)の西村王雅、小畠一心も決勝前時点では0点台だった。

<主な投手の防御率>
渡辺翔真(盛岡大付) 24投球回 防御率0.73
西村王雅(智弁学園) 29投球回 防御率1.86
森下瑠大(京都国際)28投球回 防御率1.93
小畠一心(智弁学園) 25投球回 防御率2.16
ヴァデルナ・フェルガス(日本航空) 24.1投球回 防御率1.85
代木大和(明徳義塾) 18投球回 防御率1.00
本田克(敦賀気比) 19.2投球回 防御率1.83

最多奪三振

山田陽翔(近江) 31奪三振
 
 今大会で最も多くの三振を奪ったのは近江(滋賀)の山田陽翔。計30イニングを投げ、31個の三振を奪った。また山田と必勝パターンを築いた岩佐直哉は12回2/3イニングながら18奪三振と、高い奪三振率を誇った。山田に次ぐのは、京都国際(京都)の森下瑠大が記録した28奪三振。夏初出場でベスト4進出へ躍進したチームの原動力となった。
 
参考:大会個人記録
83奪三振 板東英二(徳島商・1958年)

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