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FAの岸、楽天移籍で人的補償はどうなる? プロテクト名簿28人を予想

西武からFAした岸孝之が楽天への移籍を発表した。則本と共に先発陣の二本柱を担うとされる岸を獲得できたことで、チームの戦力アップが期待されている。岸の移籍に伴い、西武は金銭補償のみか、さらに人的補償を要求するのか、動向が注視される。

2016/11/19

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捕手は堀内謙伍を外す?

 FA宣言していた埼玉西武ライオンズ・岸孝之が18日、東北楽天ゴールデンイーグルス入団会見を行った。

 解禁初日の11日、都内で初交渉。楽天からは立花陽三球団社長、星野仙一副会長が出席し、約1時間、岸と同じテーブルを囲んだ。報道によると提示された条件は、4年総額10億円以上とも、出来高込みで最大20億円とも言われている。

 岸の楽天入りは、田中将大退団後、則本昂大以外に「投の柱」が現れなかったイーグルスに確かな安定感をもたらし、4年ぶりAクラスへ大きな戦力になるはずだ。

 FA制度では旧所属先の日本人選手年俸上位からA~Cにランク分けされる。推定年俸2億2500万の岸はAランクに相当。旧所属先(西武)は新球団(楽天)に対して、下記のうち、いずれかの補償を要求できる仕組みだ。年俸は推定。

1:金銭補償(旧年俸の0.8倍、今回は1億8000万)
2:金銭補償(旧年俸の0.5倍、今回は1億1250万)+人的補償1名

※岸は今回初めてFA権を行使する。

 西武が2を選択した場合、楽天が提出するプロテクト名簿から漏れた選手が人的補償の対象になる。そのため、イーグルスは支配下選手名簿から外国人選手と今秋ドラフト獲得選手を除外した48人中、28人のプロテクト枠を選定する必要が生じてくる。(細川は入団合意しているが19日時点では外した)

 今回、そのプロテクト28名を予想した。表中、ピンク網掛けの選手がプロテクト予想選手。白地が漏れた選手になる。カギを握るのは、上記の1と2の間で生じる金銭補償6,750万円の差だ。西武が人的補償選手にその差額分の価値を見出すか否か。これが判断の分かれ目になりそうだ。

 捕手は嶋基宏と足立祐一になる。両人の今季先発出場数は全試合の95%を占めた。伊志嶺忠は捕手スタメンがなく、来年32歳を迎える。小関翔太は通算100試合・同打率.149だが、西武には同年代でそれを上回る105試合・打率.233の岡田雅利がいる。西武・辻発彦監督が森友哉の来季捕手起用を明言する中、実績のない下妻貴寛、堀内謙伍を取りにいくとは思えない。

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 内野手は藤田一也、今江敏晃、銀次、哲朗、三好匠、吉持亮汰、茂木栄五郎の7人を名簿に入れたい。ライオンズが一発長打の打てる野手育成に長けている点、山川穂高の台頭を考えると、似たようなタイプの中川大志、内田靖人といったスラッガー候補生を取りにいくとは思えない。内野守備に定評のある阿部俊人は、阿部より若く通算出場数も多く、同じく守備の評価が高い永江恭平の存在がある。柿澤貴裕、村林一輝は実績がないため選出外にした。

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 外野手に目を移す。来年42歳を迎える松井稼頭央はチームの功労者だ。しかし、世代交代の観点で外した。今シーズンは左の代打での活躍が光った枡田慎太郎は、西武には同じ左打ちの坂田遼がいる。役どころが被る。

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