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【MLB】2度にわたる大スランプのイチロー、3000安打へ猶予は残りわずか

7月、マーリンズ・イチローがスランプだ。今月の打率は2割を切る内容。チームはプレーオフ進出が絶望的。夏場以降は怪我人の復帰、マイナーの有望株の昇格が見込まれ、イチローの出場機会が限られてくる。

2015/07/29

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of the game at Marlins Park on May 1, 2015 in Miami, Florida.

好不調の激しかった7月

 マーリンズ・イチローが今季2度目のスランプに悩まされている。26日のパドレス戦まで、17打席連続無安打。この時点で今季の打率は.243まで落ち込み、7月の月間打率は.194となった。

 前半戦終盤には、自己ワーストを大きく更新する34打席連続無安打の大スランプに陥った。6月18日から7月8日まで、21日間も安打が出ず、その間に打率を.294から、.246まで落としていた。

 だが、ポテンヒットで悪い流れを止めると、同10日からは7試合連続安打をマーク。今季初の猛打賞3安打も含み、その間で10安打の固め打ち。打率.266と復調への兆しを見せていたはずだった。その矢先のつまずきだ。

 他の選手と違い大きな問題なのは、10月に42歳を迎えるイチローは、この時期のスランプがメジャー通算3000安打到達にも大きく影響するからだ。イチローにしてみれば最大のチャンスであり、大きく安打数を伸ばさなければならない時期でもあった。

 主砲の正右翼手、ジャンカルロ・スタントンが左手有鉤骨骨折により、6月26日にDL入り。さらに正中堅手のマーセル・オズナが不振により、7月6日に傘下3Aニューオーリンズへ降格。鉄壁と呼ばれていた外野手トリオのうち2人が離脱し、第4の外野手であるイチローの出番がやってきた。

 加えてリードオフマンを務め、打率.338、33盗塁だったディー・ゴードンまで、後半戦開幕となった17日に左手親指の脱臼でDL入り。外野のレギュラーとして出場できるばかりか、これまでの下位打線ではなく、慣れ親しみ打席数の増える1番打者として出場できるチャンスにも恵まれたのだ。

 実際に18日からの9試合中、8試合に1番・右翼で先発出場。ただし終盤の失速により、その間の成績は35打数6安打、打率.171にとどまっている。

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