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ヤンキース指揮官は否定的 田中将大復帰で6人制ローテの導入は本当に不要か?

ヤンキースの田中将大のメジャー復帰が決まった。先発が不安定なヤンキースに、今後故障明けの主力投手が戻ってくるが、怪我の再発防止も考えるならば、慎重な起用法が求められる。そこで選択肢の一つになるのが、先発6人制だ。すでにライバル球団のメッツは一時的だが6人制の採用を敷くという。はたして、ヤンキースの指揮官の決断はいかに。

2015/05/31

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New York Yankees v Detroit Tigers

3日のマリナーズ戦でメジャー復帰

 ヤンキースの田中将大のメジャー復帰が決まった。ジョー・ジラルディ監督は29日、2度のリハビリ登板の結果を得て、6月3日のマリナーズ戦に先発させる方針を明かした。

 田中は現在先発ローテーションで4、5番手のクリス・カプアーノか、アダム・ウォーレンに代わる見込みだ。
 低かった下馬評を覆し、かろうじて地区首位に踏みとどまるヤンキース。その原動力は、抑えのアンドルー・ミラー、セットアッパーのダレン・ベタンセスらを中心とした鉄壁の中継ぎ陣にある。

 29日まで、中継ぎ陣の防御率はリーグ4位の3.14。対照的に先発陣は同9位の4.30に沈む。首位固めのためには、先発陣の立て直しが急務。そこに待望の田中が帰ってくる。

 さらに6月中には、昨年4月にトミー・ジョン手術を受けたイバン・ノバも復帰予定。11年には16勝4敗とセンセーショナルな活躍をみせた28歳。こちらも復帰後は、先発陣の一角を任される公算だ。

 そこで上がる検討事項が、先発投手6人制でのローテーション導入である。

 田中は右肘じん帯に部分損傷を抱えている。C・C・サバシアは左膝の手術明け。ノバもトミー・ジョン手術明けだ。状態さえヘルシーなら、計算できる先発投手の頭数がようやくそろう。
 ラリー・ロスチャイルド投手コーチは、春季キャンプ中から先発投手6人制への移行を示唆してきた。「慎重に調整させる必要がある投手が何人かいる。彼らのためにも考えてみることは悪くない」と。

 だが、ジラルディ監督の発言を聞く限り、現状では先発投手6人制の導入には否定的だ。「ロースター(ベンチ入り25人枠)の幅を狭めたくない」というのが、その理由だ。

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