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「手術をすべきだった」「医師の判断を尊重すべき」田中将大の選択を巡り、二分される米メディア

田中将大のDL入りに、「昨年の段階で踏み切るべきだった」という意見が噴出している。しかしそれは結果論であり、昨年の球団の手術回避の決断は医学の専門家の意見によるものだったことを忘れてはいけない。

2015/05/01

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New York Yankees v Detroit Tigers

昨年の手術回避は専門家の判断

 結局、故障者リスト入りしたヤンキースの田中将大に対し、米メディアは「それ、見たことか」という論調で辛辣な評価を浴びせている。しかし、『NBCスポーツ』のクレイグ・カルカテーラ記者は「なぜ田中は医師の判断を仰いだのか?」という見出しで、違った視点から報じている。
 記事では「多くのメディアや元選手が昨年の時点で手術に踏み切るべきだったと主張しているが、彼らは本来医学的には素人であり、ヤンキースの手術回避の判断は球団医という専門家の意見に沿ったものだ」という事実を指摘している。

One could consult orthopedists and other doctors. Trained experts who have went to school for years and have mastered what is perhaps the most critical and difficult discipline among all of the professions.
Or maybe he and the Yankees should just have a couple of reporters and some ballplayers weigh in? Like John Harper:
整形外科医や他の医師の意見を仰ぐのは当然のことだ。彼らは何年も学校に通い学んだこの道の専門家で、すべての職業の中でもおそらく最も重要で困難な修練を経てきたのだから。それとも彼(田中)やヤンキースは、(医学的判断を下すに当たり)レポーターや選手の意見を重視せよと言うのだろうか?ジョン・ハーパーが主張するように。

ジョン・ハーパーとは『ニューヨーク・デイリー・ニューズ』紙の記者で、「だからこそ、多くの球団や投手達は靭帯に損傷があると診断されると、即トミー・ジョン手術を受ける選択をするのだ。だからこそ、ペドロ・マルティネスやカート・シリングといった元名投手が田中は昨年の段階で手術を受けるべきだった、と言っているのだ。
それでもなお、ヤンキースGMのブライアン・キャッシュマンは、球団の判断は手術回避を勧める球団医の意見に従うという過ちを犯した」と自身の意見を展開していた。

 カルカテーラは、そのハーパーの主張にこう皮肉っている。
“welp, you were dumb to listen to medical professionals before, so if you want to do it again, I can’t help you.”
「えっ!医学の専門家の意見にも耳を貸さなかったのか?それを繰り返すなら、救いようがないね」

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shiro





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