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【MLB】13位に岩隈久志、権利なくても前田健太は9位。米サイトが今オフのFAランキング発表

米メディアが発表した今オフのFA選手ランキングでは、前田健太が9位、岩隈久志は13位にランクされている。前田については日本人投手ゆえの故障の多さに懸念があり、岩隈はマリナーズとの再契約が有力と見られている。

2015/11/06

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Getty Images

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Baltimore Orioles v Toronto Blue Jays

前田健太は、線の細さが不安との指摘

 ロイヤルズの世界一で幕を閉じた2015年のMLB。だがMLB30球団にオフはない。来季チャンピオンリーグを掴むため、すでに熱く長いストーブリーグが始まっている。

 米スポーツブログサイト『SB Nation』は今オフのFA選手トップ40のランキングを発表。日本人選手では広島東洋カープの前田健太が9位に、マリナーズからFAとなった岩隈久志は13位にランク付けされた。

 ランキングに名前が入っている前田は、そもそもFAではない。
 カープがポスティングシステムを申請しない限り、メジャーリーグへの移籍すら見込めない。
 実際、ランキングでは?マークがついているが、投手では5位となる全体9位の好位置にランク付けされた。

 前田の評価について、記事では野球殿堂入りも果たした敏腕記者ピーター・ギャモンズ氏の評価を引用している。

Several teams have been in Japan to scout Kenta Maeda, but one club reports “he can pitch, he’s got a good curveball, but he’s slight, may have trouble pitching every fifth day after going once a week in Japan and is more a backend guy.”
いくつかのチームが前田健太をスカウトするために日本を訪れた。ある球団の報告によると「良いピッチングをするし、良いカーブを持っている。しかし線が細すぎるため、日本での中6日間隔の登板後では、MLBの中4日の登板には問題が出そうだ。ローテーションの4~5番手といったところだろう」

 線の細さに対しては188cm、88kgとMLB選手にして細身ながら(前田は181cm、82kg)今季ナリーグの防御率トップに輝いたザック・グレインキーを例にあげているが、怪我に対しては近年の日本人投手の怪我の多さを例に挙げ、懸念を示している。

While there’s been a fair amount of immediate success with pitchers coming over from Japan, there hasn’t been a lot of sustained, injury-free success from even the best pitchers. Probably because they’re pitchers. Be careful of those guys, you can’t trust them.
近年日本から来た多くの投手たちが成績を残しているが、ベストの投手である彼らでさえ怪我をしなかった者はいない。おそらくそれは投手というものに怪我がつきものだからだ。彼らに注意しなければいけないし、信用することはできないだろう。

 近年は多くの日本人投手たちが素晴らしい成績を残している一方、メジャー移籍以降常に故障が話題に上がる田中を筆頭に怪我に苦しむケースが非常に多い。

 記事中では厳しい言葉が並ぶが、それでも岩隈やジョン・ラッキー、スコット・キャズミアーといった各球団の2~3番手投手を上回る高い評価を受けている理由は、27歳という若い年齢に加え、健康時に日本のトップレベルの投手が見せる投球のレベルが高いことがこの数年で改めて証明されたからではないか。

 記事では歯を食いしばって投げる前田の投球中の顔写真が掲載されている。
 MLBのスカウトが好んで使う20-80評価を用いて、「彼の投球中の顔は少なくとも65、たぶん70評価だろう」と表現した(70は平均よりかなり上を表す)。

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shiro





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