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【MLB】13位に岩隈久志、権利なくても前田健太は9位。米サイトが今オフのFAランキング発表

米メディアが発表した今オフのFA選手ランキングでは、前田健太が9位、岩隈久志は13位にランクされている。前田については日本人投手ゆえの故障の多さに懸念があり、岩隈はマリナーズとの再契約が有力と見られている。

2015/11/06

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岩隈の残留は、マリナーズの最優先

 岩隈についてはマリナーズ残留の可能性が高いと見ている。

Iwakuma is a Mariners favorite, and they refused to trade him at the deadline because they’re expecting him to come back. It would certainly be an upset if he went anywhere else.
岩隈はマリナーズのお気に入りであり、球団は今オフ彼が戻ることを期待して、トレードデッドラインでの放出を拒んだ。もし岩隈がチームを移るようなら確実にマリナーズの計算は狂うことになる。

 今季7月時点で既にポストシーズン進出が絶望的だったマリナーズには、夏のトレードで今オフ契約が切れる岩隈を放出し若手有望株を見返りに得る手もあったが、それを実行しなかった。これが再契約を見越した動きであったことは確実だろう。

 記事では、「来季で35歳になること、また2015年シーズンに成績を落としたこと」が不安としてあげられているものの、「後半戦で彼が平均以上のピッチングを見せたことに注目する必要がある」としている。

 今季19勝3敗、防御率1.66の成績を残しランキングトップに輝いたザック・グレインキーを筆頭に、デビッド・プライス(2位)、ジョーダン・ジマーマン(5位)、ジョニー・クエト(6位)ら今オフは数多くのエース級がFA市場に並ぶ。

 前田健太の今後の動向、岩隈の再契約と目が離せない。

出典: Ranking the 40 best free agents of the 2015-2016 MLB offseason by Grant Brisbee in SB Nation on Nov.4

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