大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



侍ジャパンのスタメンを掴むのは誰? WBC、レギュラー当落線上の選手5人。熾烈な争いは…

2023/03/03

text By

photo

Getty Images



山田哲人


出身:兵庫県
投打:右投右打
身長/体重:180cm/76kg
生年月日:1992年7月16日
ドラフト:2010年ドラフト1位
 
 国際大会の経験が豊富な山田哲人だが、今大会は絶対的なレギュラーと言えない状況になっている。
 
 ドラフト1位で東京ヤクルトスワローズへ入団した山田は、2011年のクライマックスシリーズ(CS)で1軍初出場という異例のデビュー。2014年に日本人右打者の最多安打記録(193安打)を更新するなど、大ブレイクを果たした。
 

 
 2015・2016年はトリプルスリーを達成し、2017年の第4回WBCに出場。リードオフマンとして初回先頭打者アーチを放つ活躍も見せた。
 
 ただ、2018年に3度目のトリプルスリーを達成したものの、2019年以降は打率3割以上を記録したシーズンがない状態だ。
 
 特にここ数年は不調が長引くケースも多く、万全の状態でプレーできているとは言い難い。昨季は自己ワーストの打率.243、140三振という成績に終わり、WBCでのスタメン出場は不透明な情勢である。
 
 一方で、福岡ソフトバンクホークスとの強化試合では、2戦ともに1番起用と大きな期待がかけられている。一塁手での起用も含め、まずはスタメン争いを制し、大舞台での勝負強さを発揮したい。

 
【了】

1 2 3 4 5