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侍ジャパンのスタメンを掴むのは誰? WBC、レギュラー当落線上の選手5人。熾烈な争いは…

2023/03/03

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近藤健介


出身:千葉県
投打:右投左打
身長/体重:171cm/86kg
生年月日:1993年8月9日
ドラフト:2011年ドラフト4位
 
 卓越したバットコントロールでヒットを量産する近藤健介も、今大会のレギュラー確実とは言い切れない存在だ。
 
 2011年ドラフト4位で北海道日本ハムファイターズに入団した近藤は、2015年に自身初の規定打席へ到達。打率.326という好成績でブレイクを果たした。
 

 
 2017年はシーズン途中まで打率4割を維持。故障によってシーズン完走とはならずも「最も4割打者に近づいた男」と言われた活躍ぶりだった。
 
 首位打者の獲得経験こそないが、2020年の打率.340を筆頭に、多くのシーズンでリーグ上位の成績を残してきた。今年からは福岡ソフトバンクホークスの一員として新たなスタートを切るが、まずはWBCで存在感を発揮したいところである。
 
 メンバー発表時には、吉田正尚(レッドソックス)、鈴木誠也(カブス)、ラーズ・ヌードバー(カージナルス)のメジャー組が外野陣を形成すると目されていたが、鈴木がけがによって出場辞退を決断した。
 
 また、ソフトバンクとの強化試合では、2試合で打率10割(4打数4安打)とさすがの打撃を見せた。中堅起用のオプションを含め、今大会で置かれる立場にも変化が生じてきそうだ。

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