鈴木昭汰が充実のキャンプ。“体力強化”掲げフル回転誓う「任されたところでやる」【千葉ロッテマリーンズ・若手選手インタビュー連載#16】
2022/02/09
千葉ロッテマリーンズ
ドラ1の宿命「やっぱり結果は残さないとな、と」
――一年間常に良い状態で、試合に臨めるようにしていきたい。
この言葉は、昨年の鈴木がいかに調整に苦労したかを物語っている。
昨年の鈴木の登板を振り返ると、先発が12試合、中継ぎが11試合（うち1回1/3以上のロングリリーフ5試合）と流動的な起用が目立った。首位を争うチーム事情もあって、役割が固定されなかったのだ。
「先発と中継ぎは本当に全然違うので、先発の時と中継ぎの時の試合の入り方の切り替えがすごく難しくて苦労した部分もあった」
さらにドラフト1位という立場は、否が応でも周囲の期待を受ける。“ドラ1”のプレッシャーは「あったかどうかわからないんですけど……」としたが、「やっぱり結果は残さないとな、と常に思っていました」と語るように、背負うものは決して小さくはなかっただろう。