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NPB、各球団のチームリーダーは? プロ野球12球団の選手会長と主将(キャプテン)一覧<2020年→2021年>

球春到来を迎えたプロ野球。2021年シーズンの開幕に向けて日々調整を重ねている。3月2日からはオープン戦が開始される予定で、今年も野球を見られる喜びを感じられそうだ。ここでは、チームの顔とも言える、各球団のリーダーたちを紹介していく。

2021/02/22

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Getty Images



福岡ソフトバンクホークス


 
選手会長:中村晃
キャプテン:なし
 
ソフトバンクの選手会長は、昨年に引き続き中村晃が務める。昨季は、勝負強い打撃で、日本シリーズ優秀選手にも選出。グラウンド内外で、チームを率いる。また、キャプテン制は2018年を最後に廃止中。選手一人一人に自覚が求められる気風となっている。
 

千葉ロッテマリーンズ


 
選手会長:益田直也
キャプテン:なし→中村奨吾
 
ロッテは、2017年の鈴木大地以来、4年ぶりにキャプテン制を復活させる。キャプテンに指名されたのは中村奨吾。井口監督も「奨吾にはチームの先頭に立って、存在感を見せて欲しい」と期待を寄せている。選手会長には、2年目となる益田直也。守護神が今年もチームを束ねる。
 

埼玉西武ライオンズ


 
選手会長:森友哉
キャプテン:源田壮亮
 
西武は、選手会長、キャプテンともに2年目を迎える。選手会長・森友哉は昨年、首位打者を獲得した一昨年から大きく成績を落とした。昨年の経験を糧に、今年は一回り大きくなった精神力に期待だ。キャプテンを任される内野の要・源田壮亮は、球界トップクラスの守備を武器に、今年もチームを牽引する。
 

東北楽天ゴールデンイーグルス


 
選手会長:則本昂大
キャプテン:茂木栄五郎
 
楽天も顔ぶれは変わらず、則本昂大と茂木栄五郎が引き続きそれぞれの役職を担う。則本は、昨季5勝にとどまるなど、本来の力を出し切れなかった。復帰した田中将大に、7年間の成果を見せたいところだ。キャプテン茂木は、昨季規定未到達ながらも打率3割をマーク。今年こそ1年を通じての活躍に期待したい。
 

北海道日本ハムファイターズ


 
選手会長:中島卓也→近藤健介
キャプテン:西川遥輝→なし
 
日本ハムは、選手会長が中島卓也から近藤健介へと移る。天才的な打撃技術を誇る近藤が、その打棒をもってチームを引っ張る。また、固定のキャプテン職を今年は置かないことに決めた栗山監督。「全員キャプテン制」で飛躍を目指す。
 

オリックス・バファローズ


 
選手会長:若月健矢→吉田正尚
キャプテン:なし
 
オリックスの選手会長は、2019、20年と務めた若月健矢から、吉田正尚へと引き継がれた。昨季打率.350をマークし、球界屈指の打者として存在感を発揮した吉田正が、今年はグラウンド外でも、チームの顔となる。また、キャプテン制は昨年に続いて、今年も置かないこととなった。

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