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春季キャンプ2021の見どころは? 桑田コーチ就任の巨人、阪神は新人6人、ヤクルトは奥川恭伸が一軍キャンプへ【セ・リーグ編】

2021/01/30

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 プロ野球春季キャンプが、2月1日から開始。2021年シーズンに向けて12球団が一斉に始動する。今年は4年連続日本一を達成した福岡ソフトバンクホークスら4球団が宮崎、千葉ロッテマリーンズら8球団が沖縄開催となった。キャンプインに先立って、今回はセントラル・リーグ6球団の見どころを紹介したい。
 

 

読売ジャイアンツ

 セ・リーグ2連覇を達成しながらも、2年連続でソフトバンクに4連敗を喫して日本一を逃した巨人。今年もキャンプ前半を宮崎、後半を沖縄で行う。オフにはメジャー移籍を目指していた菅野智之投手が残留を表明。新戦力もDeNAからフリーエージェント(FA)で井納翔一投手と梶谷隆幸外野手、メジャーで実績を残しているエリック・テームズ内野手、ジャスティン・スモーク外野手を獲得と大型補強に成功した。また、首脳陣では桑田真澄氏が一軍チーフコーチ補佐に就任。その指導にも注目が集まる。
 
 投手陣は菅野の残留の他に、井納の獲得で先発陣の強化に成功。一方で、やや層の薄いのが先発左腕だ。一軍キャンプには高卒3年目の横川凱投手を抜擢。田口麗斗投手、高橋優貴投手、S班の今村信貴投手らも開幕ローテーション入りを狙う。
 
 野手陣では、外野のレギュラー争いが激化している。不動の中堅手・丸佳浩外野手に加え、オフにはFAで梶谷隆幸外野手、さらにはメジャー通算198本塁打のジャスティン・スモーク外野手を獲得。昨年レギュラー格となった松原聖弥外野手を始め、石川慎吾外野手、重信慎之介外野手と一軍キャンプに呼ばれた選手も正念場となっている。

阪神タイガース

 16年ぶりのリーグ優勝を目指す阪神は、オフにラウル・アルカンタラ投手、メル・ロハス・ジュニア外野手と韓国プロ野球(KBO)で実績を残した2選手の補強に成功。さらには、昨年途中にロッテで9年ぶりの日本球界に復帰したチェン・ウェイン投手も獲得するなど、積極的な外国人補強を敢行した。
 
 一軍キャンプには、12球団最多の新人6人を抜擢した。投手陣ではドラフト2位の伊藤将司投手、同3位の佐藤蓮投手、同8位の石井大智投手の新人3人。さらにはオフに加入した加治屋蓮投手、育成の鈴木翔太投手も一軍スタートとなるなど新戦力のアピールにも注目したい。
 
 野手陣も投手と同じく3人の新人が一軍スタートとなったが、中でも大きな話題を呼んでいるのがドラフト1位の佐藤輝明内野手。長打が魅力の打撃はもちろん、矢野燿大監督は外野起用を示唆しているが、佐藤本人は三塁にこだわりを見せるなど、起用法にも注目が集まる。また、臨時コーチとして川相昌弘氏を招聘。12球団最多の85失策を犯した守備力の底上げも大きなテーマとなっている。

中日ドラゴンズ

 8年ぶりにAクラス入りを果たした中日は、オフにフリーエージェント(FA)の目玉となっていた大野雄大投手の引き留めに成功。エースの残留で戦力ダウンを回避した。
 
 投手陣は、大野雄に続く先発投手の台頭に期待したい。来日が不透明な外国人選手を除くと昨年8勝の福谷浩司投手、6勝の柳裕也投手はほぼ当確。残りの開幕ローテーションは若手の清水達也投手や、松葉貴大投手ら中堅選手の横一線の争いとなりそうだ。
 
 野手陣の注目は、両翼のレギュラー争いだ。キャンプでは中堅手を務める大島洋平外野手、新加入の福留孝介外野手のベテラン勢は二軍スタート。左翼のポジションはソイロ・アルモンテ外野手の退団、福田永将内野手は二軍キャンプとなったことで、岡林勇希外野手、ドラフト6位ルーキーの三好大倫外野手ら若手にとっても大きなチャンスだ。右翼のポジションは、平田良介外野手のレギュラー返り咲きにも期待がかかる。

横浜DeNAベイスターズ

 三浦大輔新監督が就任したDeNA。今年は新体制で迎えるシーズンとなるが、外国人選手が新型コロナウイルス拡大の影響による渡航制限で入国できず。開幕も不透明など苦しい状況を強いられている。
 
 投手陣は井納の抜けた先発投手が課題に挙がる。今永昇太投手、東克樹投手らはけがの影響で二軍キャンプとなっており、ドラフト1位の入江大生投手、同5位の池谷蒼大投手ら即戦力ルーキーの台頭にも期待がかかる。また、山﨑康晃投手は二軍キャンプ。三浦新監督は、現状の守護神は三嶋一輝投手と示唆している。
 
 野手陣は、梶谷の抜けた中堅のレギュラー争いが熾烈を極める。神里和毅外野手を始め関根大気外野手、宮本秀明外野手、細川成也外野手が一軍キャンプに名を連ねたが、二軍スタートの桑原将志外野手、乙坂智外野手にも十分チャンスはある。

広島東洋カープ

 昨年は5位に終わった広島。佐々岡監督2年目となる今年は、主にドラフトで急務だった投手陣の整備を進めた。
 
 投手陣は大瀬良大地投手、野村祐輔投手らけが明けの選手達が二軍スタートとなる中、ドラフト1位の栗林良吏投手、同2位の森浦大輔投手、同3位の大道温貴投手が一軍キャンプへ。同じく一軍スタートの中では、開幕ローテーションを争う高卒5年目の高橋昂也投手にも期待したい。
 
 野手陣では、三塁のレギュラー争いに注目したい。昨年再ブレイクを果たした堂林翔太内野手を筆頭に、若手の林晃汰内野手も一軍キャンプ。二軍スタートの安部友裕内野手、小園海斗内野手らも虎視眈々とその座を狙う。

東京ヤクルトスワローズ

 2年連続最下位からの巻き返しを狙うヤクルト。オフには小川泰弘投手、石山泰稚投手、山田哲人内野手とFA資格を有した3選手の引き留めに成功。主力選手の大量流出を阻止し、投手1人、野手2人の新外国人選手を補強した。
 
 投手陣は、一軍キャンプにドラフト1位の木澤尚文投手、同2位の山野太一投手が順当にメンバー入り。育成ながら新加入の近藤弘樹投手も抜擢された。また、高卒2年目の奥川恭伸投手も一軍キャンプから開幕ローテーションの座を目指す。
 
 野手陣の課題は、山田が守る二塁以外のセンターラインが固定だ。扇の要となる捕手は、中村悠平捕手、西田明央捕手、二軍スタートの嶋基宏捕手らにもチャンスがある。昨年アルシデス・エスコバーが守った遊撃は、西浦直享内野手、ドラフト3位ルーキーの元山飛優内野手ら。中堅のレギュラー候補には塩見康隆外野手、山﨑晃大朗外野手、ドラフト5位ルーキーの並木秀尊外野手ら俊足選手が揃っている。
 
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