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投手3冠のエース・千賀滉大、最多安打受賞の最強打者・柳田悠岐…2020年シーズンのパ・リーグMVPは?

2020/12/02

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 福岡ソフトバンクホークスの4連覇で幕を閉じた2020年のプロ野球。今季の沢村賞には中日ドラゴンズの大野雄大投手が選出され、最優秀選手賞(MVP)、新人王は12月17日に発表される。
 

 
 今回はパシフィック・リーグのMVP部門にフォーカスし、その行方を占っていく。

ソフトバンク投打の要の一騎打ちか


 
 MVPは、多くの年でリーグ優勝チームから選出。パ・リーグでは2013年に投手3冠に輝いた金子弌大投手(現北海道日本ハムファイターズ)以降は、リーグ優勝の立役者がそれぞれ受賞している。
 
 2020年シーズンのパ・リーグは、ソフトバンクが3年ぶりのリーグ優勝、さらには4年連続の日本一に輝いた。MVPの大本命は、打線の中心を担った柳田悠岐外野手だろう。
 
 今季の柳田は、主に「3番・中堅」を担い、開幕直後の調子は今一つだったが、7月は打率.433、7本塁打を放ち、6、7月度の月間MVPを受賞。以降も安定して好成績を残し、シーズン終盤まで首位打者、本塁打王、最多安打など多くのタイトルを視界にとらえていた。10月には打率.381、4本塁打を放ち、シーズン2度目の月間MVPを受賞するなど最後まで打線を牽引し、リーグ優勝に大きく貢献。日本シリーズでも優秀選手賞に輝く活躍を見せた。
 
 最終的に、レギュラーシーズンでは最多安打のタイトルを獲得。他のタイトルこそ逃したが、主要打撃部門ではほとんどでリーグ3位以内の好成績を残しており、4連覇を果たしたチームの核となった。
 
 柳田と双璧をなすのが、エースの千賀滉大投手だ。
 
 今季の千賀は、けがの影響で開幕ローテーション入りを逃すなど出遅れ、7月に一軍復帰。登板を重ねるごとに調子を上げ、10、11月は5試合(34回1/3)を投げ、自責点ゼロと圧巻の投球を披露した。迎えたクライマックスシリーズ、日本シリーズでは第1戦を任され、7回3失点、7回無失点の好投で4連覇に大きく貢献した。
 
 最終的に、レギュラーシーズンでは最優秀防御率、最多勝、最多奪三振の投手3冠。勝率もリーグ4位と先発投手としてさらなる飛躍を遂げた。打の主役が柳田なら、投の主役は間違いなく千賀だろう。
 
 
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