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投手2冠のエース・菅野智之、打撃2冠の4番・岡本和真…2020年シーズンのセ・リーグMVPは?

2020/12/01

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 福岡ソフトバンクホークスの4連覇で幕を閉じた2020年のプロ野球。今季の沢村賞には中日ドラゴンズの大野雄大投手が選出され、最優秀選手賞(MVP)、新人王は12月17日に発表される。
 

 
 今回はセントラル・リーグのMVP部門にフォーカスし、その行方を占っていく。

大本命の菅野智之、対抗馬は岡本和真か


 
 MVPは、多くの年でリーグ優勝チームから選出。セ・リーグでは2013年に日本記録の60本塁打を放ったウラディミール・バレンティン外野手(現ソフトバンク)以降は、リーグ優勝の立役者がそれぞれ受賞している。
 

 2020年のセ・リーグは、読売ジャイアンツが2連覇を達成。MVPの大本命は、最多勝と最高勝率の投手2冠に輝いた菅野智之投手だろう。
 

 今季の菅野は、順調に白星を重ね、10月6日横浜DeNAベイスターズ戦で球団新記録となる開幕13連勝を記録。投球内容も、開幕直後こそ失点を喫する場面が目立ったものの、7月、8月は安定感抜群の投球でともに4戦4勝をマークし、2ヶ月連続で月間MVPを獲得した。シーズン終盤の10月13日広島東洋カープ戦で今季初黒星を喫したが、最終的に14勝2敗とし、12個の貯金を作った。
 

 勝利数、勝率以外の主要投手成績もほとんどでリーグ3位以内の好成績を残しており、自身3度目の沢村賞こそ逃したが、チーム一の貢献度を見せたといえるだろう。
 

 対抗馬となるのは、本塁打王、打点王の打撃2冠に輝いた岡本和真内野手か。
 

 今季の岡本は、開幕から本塁打を量産。6月は10試合で5本塁打と好スタートを切った。7月は打率こそ低迷したものの、本塁打、打点のペースは落とさず。9月には打率も上昇させ、打点王争いでは頭一つ抜けていたが、本塁打王争いでは、チームメイトの丸佳浩外野手、阪神タイガースの大山悠輔内野手らの猛追を受けた。シーズン最終盤には2位とは1本差の混戦となっていたが、11月7日ヤクルト戦で1試合2本塁打を放ち、単独受賞を確実なものとした。
 

 本塁打、打点以外の主要打撃成績ではリーグ3位圏内に入っていないが、シーズン通して4番を務め、24歳の若さで自身初の打撃タイトル、さらには2冠王を獲得した打棒は、MVP級の価値がある。
 
 
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