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4連覇目指すソフトバンク、下克上狙う千葉ロッテ…チーム投手成績、打撃成績比較と注目選手は?【パ・リーグCS展望】

2020/11/13

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チーム投手成績

ソフトバンク
120試合、73勝42敗33セーブ120ホールド、389失点、防御率2.92、奪三振率8.74、与四死球率4.33、1試合平均3.24失点
 
ロッテ
120試合、60勝57敗34セーブ78ホールド、479失点、防御率3.81、奪三振率7.12、与四死球率3.50、1試合平均3.99失点
 
 投手成績では、ほとんどで王者ソフトバンクに軍配が上がった。チーム防御率2.92はダントツの数字で、先発陣では最優秀防御率を含む投手3冠の千賀滉大投手を始め、2冠の石川柊太投手、東浜巨投手が防御率2点台前半をマーク。リリーフ陣も最優秀中継ぎ投手を獲得したリバン・モイネロ投手や、高橋礼投手、守護神の森唯斗投手らが高い安定感を誇った。奪三振率も群を抜いており、千賀、モイネロは投球回を大きく上回る三振を奪った。
 
 対するロッテは、リーグ2位のチーム防御率3.81ながら、ソフトバンクには大きく引き離される結果となった。しかし、与四死球率はリーグトップの数字で、投手陣の自滅は少なかったといえる。守護神の益田直也投手を始め、シーズン途中に巨人から移籍した澤村拓一投手、フランク・ハーマン投手、唐川侑己投手らのリリーフ陣は強力。制球力に定評のある石川歩投手、美馬学投手ら先発陣が試合を作れるかが鍵となる。

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