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東京ヤクルトスワローズ 、歴代助っ人外国人選手ランキングトップ5<投手編>

2022/12/01

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産経新聞社



第5位 ケビン・ホッジス

右投右打
在籍期間 3年(2001〜2003)
成績 64試合(367回2/3)、27勝20敗、210奪三振、防御率4.16
 
 先発として活躍したホッジス。動く速球や変化球を駆使し、打たせて取る投球が持ち味だった。
 
 アメリカ合衆国出身、身長193センチ、体重103キロ。クラインオーク高から1991年MLBドラフト8巡目(全体210位)でカンザスシティ・ロイヤルズに入団。2000年にはシアトル・マリナーズでメジャーデビューを果たし、同年は13試合にリリーフ登板した。
 
 ヤクルトには2001年の途中に入団。同年は2カ月程のプレーとなったが、12試合に登板し5勝をマーク。先発としての役割を果たし、チームのリーグ優勝に貢献した。また、大阪近鉄バファローズとの日本シリーズでは、第5戦に先発登板。4回2/3を投げ、2失点の内容で、同日ヤクルトは日本一を決めた。
 

 
 翌02年は先発の柱として大活躍。200投球回をクリアするフル回転ぶりで、防御率は3.41。17勝をマークし、上原浩治(当時巨人)と並んで最多勝のタイトルを獲得した。2003年には開幕投手も務めたが、同年は成績を大きく落とし、5勝9敗、防御率5.90で、退団が決まった。その後、韓国球界を経て、05年には創設されたばかりの楽天でプレー。しかし2勝12敗と結果を残せなかった。

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