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福岡ソフトバンクホークス、歴代助っ人外国人選手ランキングトップ5<投手編>

2022/12/03

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産経新聞社



第4位 ジョー・スタンカ

右投右打
在籍期間 6年(1960〜1965)
成績 236試合(1314回1/3)、94勝59敗、818奪三振、防御率2.90
 
 南海のエース格として活躍したスタンカ。長身から投げ下ろされる速球と、切れ味鋭いシュートで特に右打者を得意とした。
 
 アメリカ合衆国出身、身長196センチ、体重96キロ。オクラホマ大から、1950年にブルックリン・ドジャース(現ロサンゼルス)と契約。59年にシカゴ・ホワイトソックスでメジャーデビューし、2試合にリリーフ登板。1勝、防御率3.38の成績だった。
 
 1960年に南海ホークス(現ソフトバンク)に入団し、先発の一角として活躍。初年度から240回を投げ、11完投4完封、防御率2.48と結果を残した。1964年には26勝を挙げ、シーズンMVPを獲得。日本シリーズでは、第3戦こそ打ち込まれたものの、第1、6、7戦で完封勝利をマーク。外国人選手初の日本シリーズMVPを獲得し、チーム日本一の立役者となった。
 

 
 在籍6年間で2桁勝利を5度記録し、同時に51完投18完封とイニングも稼いだ。また、打撃も得意とし、通算7本塁打を放った。66年に大洋ホエールズ(現横浜DeNAベイスターズ)移籍後、NPB通算100勝も達成している。

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