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NPB、2019ベストナインが発表。接戦だったポジションは?<パ・リーグ受賞選手・票数一覧>

2019/11/25

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 日本野球機構(NPB)は25日、2019シーズンのベストナイン賞を発表した。以下、〇印が受賞選手となる。
 
■捕手
〇森友哉(西武)135試合、打率.329、162安打、23本塁打、105打点、3盗塁、OPS.959
甲斐拓也(ソフトバンク)137試合、打率.260、98安打、11本塁打、43打点、9盗塁、OPS.733
 
 森は、2年連続2度目のベストナイン。ゴールデングラブ賞こそ甲斐に譲ったが、捕手としては群を抜いた打撃成績を残し、リーグ優勝に大きく貢献した。
森:251票
甲斐:2票
 
■一塁手
〇山川穂高(西武)143試合、打率.256、134安打、43本塁打、120打点、1盗塁、OPS.912
銀次(楽天)141試合、打率.304、161安打、5本塁打、56打点、2盗塁、OPS.752
 
 山川は、打率こそ7月に大きく調子を崩した影響で低迷したが、2年連続本塁打王に加え、120打点をたたき出すなど主砲としての働きが際立った。
山川:230票
銀次:18票
 
■二塁手
〇浅村栄斗(楽天)143試合、打率.263、139安打、33本塁打、92打点、1盗塁、OPS.878
外崎修汰(西武)143試合、打率.274、146安打、26本塁打、90打点、22盗塁、OPS.846
 
 浅村は、移籍1年目にして、自己最多の33本塁打を放つなど、期待された役割を果たした。一方、ベストナイン獲得には至らなかったものの、外崎は各項目で好成績を残し、オールラウンダーとして高い能力を見せつけた。
浅村:159票
外崎:93票
 
■三塁手
〇中村剛也(西武)135試合、打率.286、142安打、30本塁打、123打点、2盗塁、OPS.887
松田宣浩(ソフトバンク)143試合、打率.260、139安打、30本塁打、76打点、5盗塁、OPS.788
レアード(日本ハム)139試合、打率.248、121安打、32本塁打、89打点、OPS.815
 
 中村は、三塁手としては4年ぶり6度目の受賞(他に指名打者として1度)。36歳にして、キャリアハイの打率.286をマークし、打点王(123打点)にも輝いた。
中村:240票
松田:8票
 
■遊撃手
茂木栄五郎(楽天)141試合、打率.282、160安打、13本塁打、55打点、7盗塁、OPS.779
〇源田壮亮(西武)135試合、打率.274、148安打、2本塁打、41打点、30盗塁、OPS.674
 
 2年連続2度目の受賞となった源田は、磨き抜かれた走塁技術と、卓越した守備力でベストナインの座を射止めた。
源田:186票
茂木:61票
 
■外野手
〇吉田正尚(オリックス)143試合、打率.322、168安打、29本塁打、85打点、5盗塁、OPS.956
〇秋山翔吾(西武)143試合、打率.303、179安打、20本塁打、62打点、12盗塁、OPS.864
〇荻野貴司(ロッテ)125試合、打率.315、160安打、10本塁打、46打点、28盗塁、OPS.842
大田泰示(日本ハム)132試合、打率.289、161安打、20本塁打、77打点、6盗塁、OPS.776
グラシアル(ソフトバンク)103試合、打率.319、119安打、28本塁打、68打点、4盗塁、OPS.960
 
 侍ジャパンにも選出されたオリックスの吉田正は2年連続で文句なしの選出。メジャー挑戦を表明している秋山は、今年も安打製造機としての実力を発揮した。プロ10年目で初受賞となった荻野は、自己最多の125試合に出場し、打率.315をマークするなど走攻守で高いレベルを誇った。
秋山:246票
吉田:241票
荻野:191票
近藤:19票
 
■投手
〇千賀滉大(ソフトバンク)26試合180回1/3、13勝8敗、20QS、2完封、227奪三振、防御率2.79
有原航平(日本ハム)24試合164回1/3、15勝8敗、18QS、1完封、161奪三振、防御率2.46
  
 千賀は、9年目で初の受賞。今季は両リーグ最多の180回1/3を投げ、227奪三振をマーク。9月6日にはノーヒットノーランを達成した。
 
■指名打者
ブラッシュ(楽天)128試合、打率.261、111安打、33本塁打、95打点、2盗塁、OPS.936
〇デスパイネ(ソフトバンク)130試合、打率.259、116安打、36本塁打、88打点、OPS.875
 
 デスパイネは2年ぶりの受賞。今季は自身最多となる36本塁打をマークし、主軸としてチームの日本一に大きく貢献した。
デスパイネ:140票
ブラッシュ:69票
 
 
セ・リーグ編
 
MVP、新人王、ベストナイン、ゴールデングラブ賞…2019年度NPB表彰選手一覧