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NPB、2019ベストナインが発表。接戦だったポジションは?<セ・リーグ受賞選手・票数一覧>

2019/11/25

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 日本野球機構(NPB)は25日、2019シーズンのベストナイン賞を発表した。以下、〇印が受賞選手となる。
 

■捕手
〇會澤翼(広島)126試合、打率.277、104安打、12本塁打、63打点、2盗塁、OPS.826
梅野隆太郎(阪神)129試合、打率.266、115安打、9本塁打、59打点、14盗塁、OPS.719
 
 3年連続の受賞となった會澤は、打撃面で同リーグの捕手を圧倒。アベレージに加えて、2桁本塁打を記録し、侍ジャパンにも選出された。一方、受賞を逃した梅野は、ゴールデングラブ賞を獲得した守備面だけでなく、広い本拠地で9本塁打をマーク。8割以上の成功率で14盗塁を決めるなど足でも魅せた。
會澤:167票
梅野:122票
 
■一塁手
岡本和真(巨人)143試合、打率.265、147安打、31本塁打、94打点、3盗塁、OPS.828
〇ビシエド(中日)143試合、打率.315、168安打、18本塁打、93打点、2盗塁、OPS.870
村上宗隆(ヤクルト)143試合、打率.231、118安打、36本塁打、96打点、5盗塁、OPS.814
 
 一塁手部門は、2年連続でビシエドに軍配。3割を超える打率に、OPS.870と好成績をマークした。また今季は、巨人・岡本、ヤクルト・村上と若い力が躍動した。
ビシエド:179票
村上:49票
岡本:48票
 
■二塁手
〇山田哲人(ヤクルト)142試合、打率.271、141安打、35本塁打、98打点、33盗塁、OPS.961
菊池涼介(広島)138試合、打率.261、143安打、13本塁打、48打点、14盗塁、OPS.719
 
 山田哲は5度目の受賞。今年は、盗塁の連続成功記録を打ち建てるなど、高いレベルでの「30-30」を達成した。
山田:250票
ソト:20票
菊池:17票
 
■三塁手
〇高橋周平(中日)117試合、打率.293、126安打、7本塁打、59打点、OPS.776
宮﨑敏郎(DeNA)114試合、打率.284、123安打、15本塁打、49打点、OPS.777
 
 三塁手は、中日の高橋周平が初受賞。5月には月間MVPにも輝き、チームを牽引した。
高橋:142票
岡本:101票
宮﨑:32票
 

■遊撃手
〇坂本勇人(巨人)143試合、打率.312、173安打、40本塁打、94打点、5盗塁、OPS.971
 
 巨人・坂本勇は、文句なしの選出。40本塁打を放つなど、遊撃手としては異次元の成績を残した。
坂本:294票
 
■外野手
〇鈴木誠也(広島)140試合、打率.335、167安打、28本塁打、87打点、25盗塁、OPS.1.018
〇ソト(DeNA)141試合、打率.269、139安打、43本塁打、108打点、OPS.902
〇丸佳浩(巨人)143試合、打率.292、156安打、27本塁打、89打点、12盗塁、OPS.884
筒香嘉智(DeNA)131試合、打率.272、126安打、29本塁打、79打点、OPS.899
バレンティン(ヤクルト)120試合、打率.280、115安打、33本塁打、93打点、OPS.917
 
 外野手は、OPS1.000超えの成績をたたき出した鈴木誠也、打撃2冠のネフタリ・ソト、そして巨人へ移籍してリーグ優勝へと導いた丸佳浩が選出された。
鈴木:286票
丸:220票
ソト:172票
大島:126票
 
■投手
〇山口俊(巨人)26試合170回、15勝4敗、18QS、188奪三振、防御率2.91
今永昇太(DeNA)25試合170回、13勝7敗、17QS、3完封、186奪三振、防御率2.91
大野雄大(中日)25試合177回2/3、9勝8敗、18QS、2完封、156奪三振、防御率2.58
 
 投手部門では山口俊が初選出。投手三冠を達成するなど、各項目で好成績を残した。18日にはメジャー挑戦を表明しており、来季のさらなる活躍が期待される。
山口:274票
今永:10票
大野:10票
 
 
パ・リーグ編
 
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