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今季最高の選手は? MVP候補は西武・森友哉、秋山翔吾、中村剛也、オリックス・吉田正尚ら【パ・リーグ編】

2019/11/25

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 NPBのアワード表彰がいよいよ明日26日に迫っている。今回は、その中でも特に注目が集まるMVPの候補を予想していく。優勝に貢献した選手、圧巻の個人成績を残した選手ら、誰が獲得してもおかしくないラインアップとなっている。パシフィック・リーグ編をお届けする。
 
 今季のパ・リーグは埼玉西武ライオンズが2連覇。特に目立ったのは、正捕手と3番・5番打者という重責を1年間担い続けた森友哉捕手だ。期待通りの打撃成績に加えて、課題だった守備面でも安定感あるプレーが目立った。135試合出場、打率.329、23本塁打、105打点、OPS(出塁率.413+長打率.547).959で、捕手としては史上4人目の首位打者を獲得した。炭谷銀仁朗捕手のFA流出、岡田雅利捕手の離脱などを十分に埋めてみせた。
 
 対抗馬は吉田正尚外野手(オリックス・バファローズ)、秋山翔吾外野手(埼玉西武ライオンズ)、中村剛也内野手(同)ら。投手で有力な候補となる選手は見当たらなそうだ。
 
 吉田は143試合出場、打率.322、29本塁打、85打点、OPS(出塁率.413+長打率.543).956。秋山は143試合出場、打率.303、20本塁打、62打点、OPS(出塁率.392+長打率.471).863。中村は135試合出場、打率.286、30本塁打、123打点、OPS(出塁率.359+長打率.528).887。バランスのとれた吉田、最多安打の秋山、打点王の中村が横一線で森を追う形となりそうだ。
 
 森が存在感を示すものの、多くの選手が甲乙つけがたい数字を残したパ・リーグ。最後まで目が離せなさそうだ。
 
 
セ・リーグ編