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巨人・上原浩治、ツイッターを更新「今日で引退となります」 日米通じて活躍した平成の大投手

2019/05/20

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 読売ジャイアンツの上原浩治投手が20日、自身のツイッターを更新し、現役引退を報告した。
 
 ツイッターでは、「皆さん、お疲れ様です! 今朝の新聞の通り、今日で引退となります。長い間、応援ありがとうございました。まだ心の中、頭の中がごちゃごちゃしてますので、とりあえずはご報告まで…」と思いをつづっている。
 
 上原は、東海大仰星高から1浪を経て大阪体育大に入学し、1998年ドラフト1位で巨人に入団。プロ入り後は、1年目から新人王と沢村賞のW受賞に加え、20勝、WHIP0.90をマークするなど大車輪の活躍で、一気にスターダムにのし上がった。
 
 2009年からは海を渡りMLBに挑戦。レッドソックス時代には、ワールドシリーズで胴上げ投手となるなど、メジャーリーグの舞台でも第一線で活躍し続けた。2018年に古巣・巨人に復帰すると、7月には、日本人史上初の「トリプル100(100勝100セーブ100ホールド)」を達成。任されたポジションで役割を果たし続けた男を象徴するような金字塔を打ち立てた。
 
 しかし、昨オフに左ひざの手術を受けるなど、肉体的にも満身創痍の状態でシーズンを迎えた今季は、イースタンで9試合に登板し、勝ち負けなし、防御率4.00の成績だった。
 
 21年目の今季、シーズン途中で現役生活に幕を引く決意をした44歳の上原。日米通算成績は、748試合に登板し、134勝93敗、128セーブ、104ホールド、1972奪三振、289与四球、防御率2.94としている。