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オリックス・東明が防御率0.96、日本ハム・上沢は驚異の奪三振率…オープン戦の投手タイトル6部門は?

29日からのプロ野球開幕を前に、オープン戦が24日に幕を閉じた。オープン戦では、多くの球団で若手の台頭が見られ、レギュラーシーズンに期待を抱かせている。あくまでも参考記録だが、投手6部門の上位選手を紹介する。

2019/03/25

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防御率(規定以上)

 防御率トップに躍り出たのは、オリックス・バファローズ東明大貴投手。18回2/3を投げ、自責点は2、防御率0.96と抜群の安定感を見せている。東明は2年目の2015年に2桁10勝を挙げたが、翌16年には1勝10敗と大きく負け越した。昨季は7試合に登板し、防御率2.27と復活の兆しを見せていた。
 
 2位は広島東洋カープの床田寛樹投手(1.59)、3位は東北楽天ゴールデンイーグルスの岸孝之投手と埼玉西武ライオンズの今井達也投手(2.12)。岸はWHIP0.88と相手打線を寄せ付けなかった。
 

勝利

 勝利数は3勝を挙げた福岡ソフトバンクホークスのアリエル・ミランダ投手と広島の大瀬良大地投手がトップ。昨季途中加入の助っ人ミランダは、17回を投げ、防御率2.65、WHIP0.94と安定した数字を残した。一方の大瀬良は、3勝を挙げたものの、防御率4.13、被打率.304とシーズンに向けて不安を残した。
 

勝率(規定以上)

 勝率は、東明(オリックス)、岸(楽天)、ミランダ(ソフトバンク)、大瀬良(広島)、笠原祥太郎投手(中日ドラゴンズ)の5人が無敗。笠原は、20回以上を投げた3投手(大瀬良、中日・柳裕也投手)の中で唯一の防御率2点台をマーク。被打率.159と抑え込んだ一方で、与死球8と課題も残した。

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