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BC栃木、新体制には栃木が誇る“NPB三銃士” 地元出身者の寺内氏、飯原氏、岡田氏が就任

2018/12/19

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栃木出身の元プロ野球選手3人が新首脳陣として発表

 栃木ゴールデンブレーブスは19日、来季の新首脳陣を発表。新監督には、今季まで読売ジャイアンツで活躍した寺内崇幸氏が就任する。また、ヘッドコーチを元ヤクルトスワローズの飯原誉士氏、外野守備走塁コーチを千葉ロッテマリーンズの岡田幸文氏がそれぞれ務める。
 

 栃木市出身の寺内氏は、栃木工高、JR東日本を経て、2006年大学生・社会人ドラフト6巡目で巨人に入団。セ・リーグを代表するユーティリティプレイヤーと称され、堅実な守備はもちろん、打撃面では数字以上に、勝負強さを発揮した。
 
 寺内氏は球団を通して、「監督を務めさせていただくことに、重責を感じております。地元栃木の皆様に愛していただけるようなチーム作りを目指してまいります」とコメントした。
 
 ヘッドコーチ就任が発表された飯原氏は、小山市出身。小山高、白鴎大を経てヤクルトに入団し、12年間プレーした。昨季から選手兼任コーチとして同球団に在籍。来季もまた、選手としてプレーする。
 
 外野守備走塁コーチとなる岡田氏は、塩谷郡高根沢町出身で、作新学院、全足利クラブを経て、ロッテに育成選手として入団。1軍昇格後は、外野守備のスペシャリストとして活躍し、ゴールデングラブ賞に2度輝いた。今季10年間の現役生活に幕を閉じ、来季からは、新天地で指導者としてのキャリアをスタートさせる。なお、岡田氏は、ロッテから派遣される形でのコーチ就任となる。
 
 NPBで長年に渡り活躍し、記録以上にファンの記憶にも残る3人。プロの世界で培った技術と地元愛で栃木を盛り上げ、球団創設3シーズン目で初となるグランドチャンピオンを目指す。