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“キューバの大谷翔平”が母国で奮闘中、約1年ぶりのピッチングは「大変」

2018/12/07

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『クーバ・デバーテ』のスクリーンショット

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 「キューバの大谷翔平」と称される福岡ソフトバンクホークスのオスカー・コラス外野手。NPBでの1軍デビューを目指す20歳は、現在母国キューバの国内リーグでプレー中だ。キューバメディア『クーバ・デバーテ』は4日(日本時間5日)、そんなコラスの近況を報じている。
 
 サブエソス・デ・オルギンの補強選手としてリーグ参戦中のコラスは「(補強選手に選出されたことを)予想していなかったので、とにかく驚いた。僕は日本にいたし、(日本でのプレー組は)キューバリーグでプレーしないことに合意していたのだけど、オルギンのノエルビス監督から、チームの力になって欲しいと打診を受けた。何の問題もなくイエスと答えたよ」と参戦の経緯を語った。
 
 現在のチーム状況などを語る一方で、二刀流についてもコメントし、「ピッチングの方がより大変だ。なぜなら、この1年2ヶ月投球していないからだ。それでも二刀流を続けていければと思っている」と前向きな姿勢を見せている。
 
 また、「バッティング技術の向上」に取り組んでいるというコラスは、「キューバの大谷」と呼ばれることについて「僕に同じような何かを見出したから、皆そう呼んでくれたのだろうね」と述べている。
 
 2017年5月、リバン・モイネロ投手と共にソフトバンクに入団したコラス。今季は2軍戦55試合出場し、打率.212と低迷したが、少ない打席数の中でチーム4位タイとなる7本塁打を放ち、ポテンシャルの一端をうかがわせた。
 
 現在の最大の夢は「日本の1軍でのプレー」と語ったコラス。そのためには、同胞のアルフレド・デスパイネ外野手、モイネロらとのハイレベルな外国人出場枠を巡る争いに勝たなければならない。母国キューバで、来季に向けたコラスの戦いはもう始まっているようだ。
 
 
高橋康光