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広島、マジック「1」もDeNAに敗れ優勝持ち越し 丸がリーグトップタイ37号も及ばず 

2018/09/24

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 セ・リーグ優勝へのマジックナンバーを「1」としている広島東洋カープは24日、本拠地での横浜DeNAベイスターズ戦に5-7で敗れた。2位の東京ヤクルトスワローズが中日ドラゴンズに勝利したため、マジックは変わらず、3年連続のリーグ優勝は25日以降に持ち越しとなった。
 
広島は初回、先発ジョンソンが横浜打線を3人で完ぺきに封じ込める立ち上がり。2回は、2四球で1死一、二塁としたが、落ち着いた投球で伊藤、濱口を連続三振で切り抜けた。
 
 その裏、広島は1死から7番・野間が左前打で出塁、続く石原が初球をはじき返し、打球はセンターの頭上を越える先制の適時二塁打となった。さらに1死二塁からジョンソンの進塁打、田中の適時中前打でこの回2点を先制した。
 
 しかし、3回表、ジョンソンが桑原と大和の連続安打を浴び、無死一、二塁のピンチを招いた。ここで宮崎に左前適時打を許して1失点。さらに3番ソトには甘い球を左翼席に運ばれる34号逆転3ランを被弾し、2-4と2点を追う展開となった。
 
 広島が3回、DeNAが6回にそれぞれ1点を追加。3-5で迎えた7回、広島は2番手アドゥワが1番・大和を四球で出すと、ソトにこの日2本目となる左翼席上段への35号2ランを浴びて、3-7となった。
 
 直後の7回裏、広島は代打・曽根が中前打で出塁すると、3番・丸がリーグトップタイとなる37号2ランを右翼スタンドへ運び、2点差に迫った。だが、反撃はここまでで、DeNAにあと一歩及ばなかった。
 
 リーグ3連覇がかかる広島の優勝は、25日以降に持ち越し。過去2度は敵地で優勝が決定したが、25日からも本拠地で4連戦を控える。27年ぶりの地元での胴上げにファンの期待は高まる。