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「谷繁監督に恥をかかせられない」ドラゴンズ・大野、エース覚醒の予感

ドラゴンズが開幕ダッシュに成功した。2試合連続のサヨナラ負けという流れを断ち切ったのは大野だった。エース覚醒の予感だ。

2015/04/09

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エースとして独り立ちの時

 思えば7連勝の口火を切ったのも、地元開幕戦・巨人戦での大野の力投だった。
 そのときの予感は、ヤクルト戦の完封で確信に変わったと言っていい。

 7日のヤクルト戦では、大野の女房役・武山真吾の強気のリードも冴えた。
 終盤に続いた満塁のチャンス、荒木雅博には代打が告げられたものの、武山には代打が告げられなかった。谷繁監督の武山に対する信頼の表れだろう。
 松井雅人も成長を遂げているが、武山というパートナーを得たことも大野の脱皮に一役買っている。

 大野といえば、ドラゴンズファンなら誰もが知る「陽気な兄ちゃん」だ。
 まだ入団2年目だった2012年のファン感謝デーでは、英智や小田幸平でさえ戸惑い気味だった『モリミチダンス』を率先して踊り狂い、ファンをあ然とさせた。
 12球団揃ってのイベントでは「マエケン体操」を披露、ローカルのドラゴンズ番組では猫耳をつけてメイドたちとオタ芸を踊り、隙あらばB’zの「ウルトラソウル」を熱唱する。
 そんなチームのムードメーカーが、エースとして独り立ちしてくれるのなら、こんなに頼もしいことはない。

 大野は開幕前、こんな熱いコメントを残している。
「評論家のほとんどが最下位予想のドラゴンズ。しかし、それだけに僕たちは燃えているんです。最下位予想されるということは谷繁監督に恥をかかせるということ。ならば、秋口に評論家たちに恥をかかせたい。そんな思いで僕らは戦っているんです」

 ヤクルト戦でのヒーローインタビューでは「もっともっと勝って、ずっと首位で居続けましょう!」と言い切ってみせた。

 大野がエースとして本当に独り立ちできたとき、ドラゴンズはさらに上へと登っていけるはずだ。チームもファンも、みんなが大野に期待している。

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