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ヤクルト復帰の青木、100打席連続凡退でも生涯通算打率1位に 31年ぶりに記録更新へ

 日本野球機構は5日、青木宣親外野手が東京ヤクルトスワローズに支配下登録されたことを公示した。2011年オフにポスティングシステムを用いてメジャーに移籍した青木は、7年ぶりに日本球界でプレーすることになった。

2018/02/06

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 昨季はアストロズ・ブルージェイズ・メッツの3球団でプレーし、今季は日本球界に復帰して古巣のヤクルトでプレーすることになった青木宣親。
 
 メジャー移籍後の6年間で7球団を渡り歩き、通算で759試合に出場して打率.285(2716-774)、33本塁打、219打点、98盗塁という成績を残し、主にリードオフマンとして活躍を見せた。
 
 米国でも持ち前の打撃力を発揮していた青木だったが、米国では今オフの移籍市場の動きが非常に遅く、スプリング・トレーニングの開幕が近づいてもダルビッシュ有、ジェイク・アリエッタ、J.D.マルティネスなどの注目選手も移籍先が決まっていない。メジャー球団の動きの遅さは多くのFA選手に影響を及ぼしており、他選手の例に漏れず新天地探しが難航した青木は日本球界復帰の道を選ぶことになった。
 
 7年ぶりに日本でプレーすることになった青木だが、実は今季中にNPBの歴代通算打率1位へランクインすることがほぼ確実となっている。
 
 NPBの通算打率は4000打数以上の選手が対象で、現役最高はソフトバンク・内川聖一の.3095(6380-1975)で歴代9位にランクインしている。歴代1位はロッテで活躍したレロン・リーの打率.320(4934-1579)だが、渡米前に圧倒的な打撃成績を残していた青木が日本球界に復帰したことで、ランキングの更新はほぼ確実となった。
 
 青木はNPB時代の2004年から2011年までの8年間で通算打率.329(3900-1284)を記録しており、歴代記録へのランクインまで残り100打数となっている。青木は昨季もメジャーで336打席に立って打率.277(336-93)を記録するなど、高い打撃技術も健在なだけに、故障さえなければ昨季は打線が振るわなかったヤクルトで100打席以上に立つことは間違いないだろう。
 
 なお、仮に青木が100打席連続で凡退しても打率は.321となるため、リーが日本球界を去ってから31年ぶりにランキングが更新されることになる。ちなみに、野手の連続打席無安打記録は1993年にケルビン・トーベが記録した53打席連続となっている。
 
 昨季は日米通算2000本安打も達成して名球会入りの資格も手にした青木。1月に36歳を迎え、ベテランとなって日本球界に戻ってきたが、昨季は最下位に沈んだ古巣を持ち前の打棒で浮上させることは出来るだろうか。

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