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SBデスパイネが語る日本野球の違い「日々、学ばされる」。カリビアンS、キューバ代表で始動

カリビアンシリーズに出場するキューバ代表チーム、アラサネス・デ・グランマにはアルフレド・デスパイネ(ソフトバンク)が所属している。デスパイネはキューバ紙に対して、本大会の意気込みに加えてカリブ海地域と日本の野球の違いを語った。(文:高橋康光)

2018/02/02

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リバン・モイネロは招集外

 カリビアンシリーズが2月2日、メキシコ・グアダラハラにて開幕する。ドミニカ共和国、プエルトリコ、ベネズエラ、メキシコ、キューバの各国内リーグの優勝チームが出場し、カリブ海地域王者を決める同大会は、今回で60回を数える伝統ある大会だ。
 
 3大会ぶりの優勝を目指すキューバ勢は、アルフレド・デスパイネ(ソフトバンク)を擁するアラサネス・デ・グランマが2年連続で国内リーグを制し、出場権を獲得している。そんな中、このグランマが12名の補強選手を発表し、その陣容は現時点でのキューバ代表といっても差し支えない顔ぶれとなっている。
 
 昨年のWBCでも活躍し、ソフトバンク入りも噂されているユリスベル・グラシアル、快足外野手ロエル・サントス(元ロッテ)や、ベテラン37歳のフレデリク・セペダ(元巨人)も3大会ぶりの選出。そしてWBCでも大器の片鱗を見せたヨエルキス・セスペデス(メジャーリーガー,ヨエニス・セスペデスの弟)といった顔ぶれが選出されている。一方で、日本でのシーズンを終えた後もフル回転状態だった左腕のリバン・モイネロ(ソフトバンク)は招集外となった。
 
 その中でもやはり注目は主砲デスパイネだ。2014年大会にキューバが招待国として同大会に復帰して以来、5大会連続での招集は彼のみというチームに不可欠な戦力となっている。そのデスパイネが今大会に向けての意気込みを、キューバ紙『トラバハドーレス』に語っている。

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