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巨人・マイコラス「今オフの隠れたお買い得選手10人」に選出 今季は隠れ優良選手の活躍も

2017/11/24

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 今季オフの去就が注目されている読売ジャイアンツのマイルズ・マイコラス投手が、23日(日本時間24日)付のMLB公式サイトの特集で「今オフの隠れたお買い得選手10人」に選出された。
 
 記事では、昨季はトミー・ジョン手術の影響で未所属ながら、今季はロッキーズで守護神として復活したグレッグ・ホランド、同じくロッキーズに移籍してから復活したマーク・レイノルズの例を紹介。
 
 2人とも昨年のFA市場ではあまり注目されておらず、契約締結は1月以降に。しかし、ホランドは3年ぶりのオールスターに選出され、41セーブで最多セーブのタイトルを獲得。レイノルズも開幕直前にマイナー契約から這い上がり、2011年以来となる30本塁打を記録するなど大活躍。この2人の活躍がなければ、ロッキーズのポストシーズン進出は危うかったとも評されている。
 
 このように、移籍市場では注目されていなかった選手が活躍を見せてくれる可能性は大いにあり、同サイトのリチャード・ジャスティス記者は目玉選手以外にも注目する必要性を強調している。
 
 そのような中、同記事では「マイコラスは日本での3年間で成長を遂げ、今季オフは2014年以来となるメジャーリーグ復帰を予定している」と評されている。メジャーリーグでの実績はないが、日本球界で屈指の好成績を残したことは現地でも高く評価されており、先発候補として獲得に興味を抱いている球団は少なくないようだ。
 
 また、マイコラスの他には、ホセ・バティスタ、カーティス・グランダーソン、トミー・ハンターなどといった実績のある選手が選出されている。いずれも近年は成績を落としたり、マイナー契約から這い上がるなど苦労しているが、新天地で心機一転、復活を果たして大きな戦力となる可能性もある。
 
 メジャーで実績のある選手と名前を並べるほど、現地では注目を集めつつあるマイコラス。移籍が決まるのはダルビッシュやアリエッタなどの注目選手の後と見られているが、自身が希望していたメジャー復帰となる可能性は大きそうだ。