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ソフトB、2季ぶりVへ王手!デスパV打、サファテ51Sでマジック「1」

2017/09/14

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〇ソフトバンク7-4オリックス●(14日・ヤフオクドーム)
 
 一度は同点に追いつかれたソフトバンクが再びオリックスを突き放し白星を飾った。また、西武が楽天に勝利したため、優勝マジックは遂に「1」となった。
 
 この試合の先発はソフトバンクがベテランの中田、オリックスがディクソン。序盤は両者共にピンチを背負ったりするなど苦しい立ち上がりになったが、なんとか無失点で切り抜ける。そして、試合は4回から動きを見せた。
 
 4回、中田は先頭の吉田正に二塁打を浴びピンチを招く。その後ロメロ・マレーロを連続三振に仕留めたが、二死から小谷野に適時二塁打を浴び、1点の先制を許した。
 
 しかし、その直後に打線が反撃。4回裏、ソフトバンクは先頭の柳田が内野安打で出塁すると、デスパイネが2ランを放ち逆転に成功。そして、その後も松田の二塁打・上林の犠打でチャンスを作ると、高谷が適時打を放ちこの回3点目を加えた。また、5回には松田の適時打で更に1点を追加した。
 
 先発の中田は5回を投げ切ったところで82球だったが、久しぶりの先発登板ということもありここで降板。そして、ソフトバンクは6回に石川を投入したが、まさかの乱調で3失点。試合を振り出しに戻されてしまった。
 
 しかし、マジックが3となっていたソフトバンクはここですぐに勝ち越し点を奪った。6回、ソフトバンクは満塁のチャンスを作ると、デスパイネが2点適時打を放ち2点を勝ち越す。そして、8回には明石の二塁打・今宮の犠打でチャンスを作ると、中村晃の遊ゴロ間に1点を加え、リードを3点に広げた。
 
 投げては、7回をモイネロ、8回を岩嵜が無安打無失点に抑える好リリーフ。そして、9回は守護神・サファテがオリックス打線を全く寄せ付けずに試合を締めた。
 
 敗れたオリックスは、打線が少ないチャンスで4得点を奪ったものの、投手陣が振るわなかった。