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楽天、ようやく打線復調。今季14勝の”カモ”オリックス戦で巻き返しへ【9月8~10日パ展望】

東北楽天ゴールデンイーグルスは、前節約1か月ぶりの連勝で息を吹き返した。移動の疲れはあるが、投手陣は安定し、打線にも活気が戻ってきた。この勢いを維持したい。対するオリックス・バファローズはこの2試合の内容が悪かったが、どう立て直すか。

2017/09/08

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3位 楽天 ― 4位 オリックス Koboパーク宮城 14勝4敗1分

 楽天の初戦先発は岸孝之。前回登板は負け投手となったが、2失点と内容は悪くなかった。ゲームをしっかり作って流れに乗りたい。
 
 2戦目はオリックス戦4勝の辛島航、3戦目はエースの則本昂大か。連勝のまま来週の日本ハム戦を挟んで、2位・西武戦に臨みたい。
 
 打線は4番のペゲーロが好調をキープ。島内宏明と銀次の復調が大きい。前節は2人のバットからチームが元気を取り戻した印象だ。9番のオコエ瑠偉も若さを前面に出して、存在感を示している。
 
 ウィーラー、アマダーが絡んでくると、さらに怖さが増してくるはずだ。カモにしているオリックスを相手にスイープと行きたい。
 
 オリックスは首位・ソフトバンクに連敗。悪い流れをどう断ち切るかが今節の課題だ。
 
 初戦先発はディクソンがマウンドに上がる。2戦目は好調の山岡泰輔、3戦目は松葉貴大か。ディクソンでうまく立ち上がれば、山岡で連勝を見込める。松葉は則本との対戦となれば、大学選手権で投げ合ったこともあり、燃えるはずだ。絶望的にまで開いた差を少しでも縮めたい。
 
 打線は6日の試合では沈黙したが主軸が元気だ。T-岡田は5日の試合では4安打1本塁打5打点の活躍を見せた。4番に据えてもいいくらいだが、今の打順から走者を整理できる勝負強さがある。吉田正尚、マレーロ、ロメロも振れており、上位打線がいかに好機を作れるかだ。