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日ハム・斎藤に感じる“ブレ”。不安定な土台には高すぎた目標【小宮山悟の眼】

日本ハムの斎藤佑樹投手が5月31日のDeNA戦で、623日ぶりの勝利を手にした。甲子園で「ハンカチ王子」として脚光を浴び、早稲田大学から鳴り物入りで入団するも、プロ入り後は厳しい状況が続いた。背水の陣で臨む7年目で久々の白星。かつての輝きを取り戻し、低迷するチームを救えるか。

2017/06/07

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救世主になれるか

 現在の日本ハムは先発投手事情が苦しい。大谷翔平が離脱し、Wエース候補の有原航平も不調だ。そんな状況で、斎藤が救世主になり得る可能性は十分にある。日本ハム打線はチームとして勝ち方を知っていて、対戦相手の投手からの点の取り方を理解している。
 
 そういう中で、斎藤の投球術で5、6回をある程度の失点でしのげば、必然的に勝利はついてくるだろう。接戦を展開すれば、たとえ負けたとしても評価されていくはずだ。
 
 今回の勝利を機に自分の状態を把握して、好調を維持して、チームに貢献する。それが今の斎藤にとっては非常に重要だ。
 
 
小宮山悟(こみやま・さとる)
 
1965年、千葉県生まれ。早稲田大学を経て、89年ドラフト1位でロッテ・オリオンズ(現千葉ロッテマリーンズ)へ入団。精度の高い制球力を武器に1年目から先発ローテーション入りを果たすと、以降、千葉ロッテのエースとして活躍した。00年、横浜ベイスターズ(現横浜DeNAベイスターズ)へ移籍。02年はボビー・バレンタイン監督率いるニューヨーク・メッツでプレーした。04年に古巣・千葉ロッテへ復帰、09年に現役を引退した。現在は、野球解説者、野球評論家、Jリーグの理事も務める。

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