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「143試合中128試合で準備」巨人のブルペンを支えた田原誠次【2016年ブレイク選手】

決して派手なキャリアではないが、今年の巨人のリリーフ陣を支えたのは田原だ。

2016/12/23

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かつては人的補償候補

誰がこの男の大活躍を予想していただろうか?
田原誠次、27歳。
64試合 4勝3敗 18HP 防御率 3.46

クローザー澤村拓一のようにドラ1入団のエリートでもなければ、田口麗斗のように注目の期待の若手でもない。
それでも2016年の東京ドームでは、毎日のように田原の登場曲レッド・ホット・チリ・ペッパーズの『Around The World』が鳴り響いた。
マシソンに次ぐチーム2位の64試合登板を記録したサイド右腕。これだけ投げまくってたったの年俸1800万円。エース菅野智之や正捕手小林誠司と同じ、巨人89年組のひとりだ。
11年ドラフト7位指名で巨人入団。12年ルーキーイヤーに32試合投げ、チームの新人としては50年ぶりの2日連続勝利を記録。
「将来のクローザー候補」という声もあったが、2年目は腰痛に苦しみ、オフにはFA移籍した大竹寛の人的補償候補として名前が挙がる。ちなみにこの時、スポーツ各紙で報じられたのが一岡竜司(現広島)、公文克彦(現日本ハム)、そして田原の3名だ。
今思えば、ここが運命の分岐点だったのかもしれない。
その後しばらく低迷するも昨季のヤクルトとのクライマックスシリーズでは全4試合で登板。飛躍のきっかけとすると、由伸監督へと代わった5年目の今季ついにブレイクを果たした。

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