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ロッテと巨人が最多の7人、今オフの背番号変更選手。注目は2人の新背番号「3」

今オフはここまで25人の選手が背番号を変更。中心打者として活躍するロッテの角中と西武の浅村は共に来季から3番に変更。ロッテの8や22、オリックスの5、28なども来シーズンから新たな選手が引き継ぐこととなる。

2016/12/21

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球団の顔の番号を引き継ぐ選手たち

 グラウンドでの2つめの顔となる背番号は、野球選手にとって大きな意味を持つ。

 なかには何番を背負おうと頓着しない選手もいるが、多くの選手にとって背番号の変更は次のシーズンに向けてさらなる気合いを入れるタイミングとなりやすい。それが尊敬する先輩選手の番号を引き継ごうものならなおさらだ。
 すでに12月20日時点で、来季38名の選手が新たな番号を背負い、シーズンに臨むことになる。

 以下は、2016年オフに背番号が変わった選手(12月20日現在、支配下と育成の行き来による変更は除く)。

川島 慶三(ソフトバンク) 35→4
明石 健志(ソフトバンク)36→8
牧原 大成(ソフトバンク)69→36
髙濱 卓也(ロッテ) 00→32
荻野 貴司(ロッテ) 4→0
伊志嶺 翔大(ロッテ) 5→38
大嶺 祐太(ロッテ) 11→30
中村 奨吾(ロッテ) 23→8
田村 龍弘(ロッテ) 45→22
角中 勝也(ロッテ) 61→3
浅村 栄斗(西武) 32→3
永江 恭平(西武) 59→32
ブライアン・ウルフ(西武) 69→54
濱矢 廣大(楽天)13→46
ジャフェット・アマダー(楽天)42→49
塩見 貴洋(楽天)11→17
岡島 豪郎(楽天)27→4
園部 聡(オリックス) 00→44
佐野 皓大(オリックス) 12→64
西野 真弘(オリックス) 39→5
塚原 頌平(オリックス) 59→28
中田 廉(広島) 34→26
磯村 嘉孝(広島) 61→40
脇谷 亮太(巨人)2→12
桜井 俊貴(巨人)21→36
藤村 大介(巨人)0→57
中井 大介(巨人)36→61
和田 恋(巨人)61→67
河野 元貴(巨人)53→94
鬼屋敷 正人(巨人)64→95
柿田 裕太(横浜) 13→91
上本 博紀(阪神) 4→00
西岡 剛(阪神) 7→5
藤川 球児(阪神) 18→22
秋山 拓巳(阪神) 27→46
小宮山 慎二(阪神) 39→59
荒木 貴裕(ヤクルト) 24→10
杉浦 稔大(ヤクルト) 18→58

 今季パリーグ3位の千葉ロッテマリーンズでは、現時点で12球団最多となる7選手が背番号変更。中でも特に注目したいのが角中勝也、中村奨吾、田村龍弘の3選手。中村の「8」は歴代のミスターロッテが受け継いできたマリーンズ屈指の名番号。今季は打率.201に終わった中村だが、これを期に大きく羽ばたきたい。田村の「22」は名捕手・里崎智也が16年間背負った番号。

 角中の「3」は言わずと知れたサブローの背番号。04年から13年間背負ったサブロー(11年途中から終了まで工藤隆人が着用)の前にも榎本喜八、弘田澄男、西村徳文といった球団史に残る名選手がそれぞれ10年以上背負ってきた背番号であり、角中にも息の長い活躍を期待したい。

 もう一人来シーズンから新しく「3」を背負うことになるのが埼玉西武ライオンズの浅村栄斗。ロッテの「3」と同じくこちらも、西鉄ライオンズの主砲・大下弘や、土井正博、清原和博、中島裕之(宏之・現オリックス)と歴代の主軸打者が背負ってきた名番号だ。今季は13年以来となる打率.300 ・20本塁打をクリア(打率.309 24本塁打)した浅村。来季は13年の打点王以来となる打撃タイトルを狙ってほしい。

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