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ロッテと巨人が最多の7人、今オフの背番号変更選手。注目は2人の新背番号「3」

今オフはここまで25人の選手が背番号を変更。中心打者として活躍するロッテの角中と西武の浅村は共に来季から3番に変更。ロッテの8や22、オリックスの5、28なども来シーズンから新たな選手が引き継ぐこととなる。

2016/12/21

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ルーキーに背番号を譲る選手も

 オリックス・バファローズの西野真弘は、入団以来2年間背負った「39」から「5」に変更。「5」は、西野が尊敬する平野恵一が08年の移籍以降、阪神タイガース・オリックスでつけてきた背番号だ。今シーズンは143試合フル出場で二塁のレギュラーを確固たるものにした西野。ポジション、応援歌に続き、背番号も尊敬する先輩を踏襲することとなる。

 またオリックスでは、54試合に登板し17ホールドポイントをあげた塚原頌平が、今シーズン限りで引退した小松聖の「28」を受け継ぐことも決定。来季、支配下復帰2年目となる園部は、入団時の背番号だった「44」に番号を戻した。

 阪神では、オリックスからFA移籍の糸井嘉男が新天地でも引き続き「7」を背負うことになり、これまで「7」を背負っていた西岡剛は背番号を譲渡。来年からは「5」を背負い、怪我からの復帰を目指す。阪神復帰2年目を迎える藤川球児は、渡米前の「22」に背番号を戻すことが11月に球団から発表された。

 一方で来年より大きな背番号を背負うことになる選手たちもいる。大嶺祐太はドラフト1位の佐々木千隼に、横浜DeNAベイスターズの柿田裕太はドラフト2位の水野滉也に、東京ヤクルトスワローズの杉浦稔大はドラフト1位の寺島成輝にそれぞれ背番号を譲る形での変更となった。阪神の小宮山慎二がつけてきた矢野輝弘の「39」も来シーズンからは、ドラフト7位の長坂拳弥が背負うことになる。

新たな背番号の元、ブレイク・復活・再起を目指すことになる選手たちの2017年シーズンに注目だ。

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